2015年1月22日 星期四

お肌を乾燥させる悪者!?意外と知らない界面活性剤の真実_スキンケア大学

お肌を乾燥させる悪者!?意外と知らない界面活性剤の真実

「界面活性剤」って何?

界面活性剤とはマッチ棒のような形をしていて片側は水になじみやすく、もう一方は油になじみやすい特徴を持ちます。
例えば油分であるメイクが肌の上にあって、界面活性剤でできたクレンジグをのせると、油になじみやすいマッチの棒の方がメイクにくっつく形で油を取り囲みます。
油を取り囲むと外側は水になじみやすい方が向いて水の中に溶けたようになるのです。界面活性剤の最大の長所でもあり短所でもあるのが、油を洗い流すということです。つまり界面活性剤で洗うと肌を保湿する油分も失われて乾燥させてしまうということなのです。

実は色々な呼び方がある界面活性剤

界面活性剤はときとして名前を変えます。例えば
>保湿クリームの場合も水と油を溶かし込むために界面活性剤が使われますが、これは「乳化剤」と呼びます。
>洗う事に特化した界面活性剤は「洗浄剤」とも呼ばれます。
安全安心の代名詞のような「石鹸」これも界面活性剤です。界面活性剤=乳化剤=洗浄剤=石鹸というわけです。いずれも界面活性剤であることに変わりありませんから肌の油分を溶かすことに違いはありません。
(石油系改基_洗浄剤,天然系改基_乳化剤

注意したい化粧品のパッケージの表示

化粧品のパッケージに書かれていることで注意しなければいけない2つの言葉があります。それは「合成界面活性剤不使用」と「界面活性剤不使用」というものです。
「界面活性剤不使用」は正真正銘界面活性剤を使っていないということですが、「合成界面活性剤不使用」は石油合成の界面活性剤不使用であって、天然由来の界面活性剤は使っているということになります。
確かに合成界面活性剤の中には刺激になったりアレルギーを起こすリスクの高いものもありますが、肌の油分を溶かすという意味では天然も合成もかわりません。なので、「合成界面活性剤不使用」という言葉は注意が必要です。

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