2015年10月5日 星期一

昆布茶じゃなくて「コンブチャ」!海外セレブがハマる飲み物の正体とは?_豊田愛魅[スキンケア大学]

昆布茶じゃなくて「コンブチャ」!海外セレブがハマる飲み物の正体とは?_豊田愛魅[スキンケア大学]

今、話題の「菌活」って何?

人にとって悪影響を及ぼす菌の活動を「腐敗」と言います。逆に、ヨーグルトのビフィズス菌や乳酸菌、納豆や味噌など、よい影響をあたえてくれる菌の活動も、もちろんたくさんありますよね。人間にとって嬉しい働きをしてくれる発酵食品などを摂ることは推奨されています。
微生物によるこれらの働きは、腸内環境を整えてくれたり、美肌や健康などを手に入れることができたりと、よいことづくめ。これらの菌の働きを知って意欲的に摂取する活動を「菌活」と呼んでいます。

数ある菌活の中でも注目されている「コンブチャ」

40年ほど前に一度、日本で「菌活」が流行しました。「紅茶キノコ」。紅茶の中にキノコのような菌株が漂うため、その見た目からそう呼ばれていたのです。この紅茶キノコが、今、海外で大ブレイク。海外では今「コンブチャ」と呼ばれているため、この呼び名のまま、再び日本に上陸。
韓国語の菌を意味する「KOM」という発音から「コンブチャ」が生まれた説に加え、「酵母茶」が変化していくうちに海外で「コンブチャ」呼ばれるようになったなど、その由来は諸説あります。ですが、40年前に日本でブレイクした当時の「紅茶キノコ」と同じく、紅茶を発酵させて作った発酵飲料で、少しだけ酸味を感じますが、とても飲みやすいのが特徴です。
このコンブチャとまったく同じ原理で作られているのが、フィリピンからやってきた「ナタデココ」。ココナッツ汁に水や砂糖、さらに酢酸菌の一種であるナタ菌を加え、微生物が砂糖などを食べてセルロースという白い繊維状のものを作り出した、そのコリコリとした触感がナタデココの正体なのです。
コンブチャも同様で、原料は紅茶と砂糖と菌株です。甘い紅茶に菌を加え、発酵させるとできあがります。発酵が進むにつれて菌株が成長し、大きく白い浮遊物となって浮かんできます。これをカットして食べるとコリコリとした独特の食感で、食物繊維が摂取できるのです。この白い部分だけでなく、このときの液体(紅茶)にも美容成分がたっぷり!菌株よりも、こちらを飲むのが今、ブームなのです。

コンブチャを飲んで、期待できる効果は?

まず、乳酸菌で腸内環境を整えることが期待できます。次に注目すべきは、ポリフェノール、抗酸化作用など。肌や血管のサビつきを防ぎ、アンチエイジング効果も期待できるのです。そして、しなやかな髪やキレイな肌、爪など女性らしさに必要不可欠な栄養素であるアミノ酸もしっかり含まれています。

コンブチャのメリットとデメリット

菌株さえ手に入れば自家製で作ることも可能です。実際に自宅で発酵させているという知人もいますし、ネットで販売されているキットもあります。あとは、コンブチャの専門店などで注文し、菌株を持ち帰って、自宅で作ることもできます。
悪い菌が繁殖してしまう場合も考えられるため、注意が必要です。加熱や熱湯などの滅菌、アルコール消毒などを必ず行ってください。さらに、空気は通しつつも、キッチンペーパーなどでしっかり蓋をして、空中落下細菌などの余計な雑菌が入り込まないようにすることが大切です。
最後に、私の一番のおすすめを伝授しましょう。菌株をカットし、液体とヨーグルト、さらにはちみつをかけて食べる方法です。腸内環境をよくする善玉菌のエサとなる繊維やオリゴ糖など、これらを一緒に摂ることで相乗効果も見込めます。

沒有留言:

張貼留言