2015年11月19日 星期四

ハゲたくない人、必見!「薄毛」の原因と対策を徹底調査してきました_womaninsight

ハゲたくない人、必見!「薄毛」の原因と対策を徹底調査してきました_womaninsight
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Q そもそも「薄毛」とはどのような現象なのですか?
A 毛髪が細くなったり、毛群(2~3つの毛穴の集合)から生える本数が減ったりすることです。
「男性は3~5年、女性は4~6年で『ヘアサイクル』と呼ばれる毛の生えかわり時期がやってきます。髪が伸びている時期は『成長期』、そのあと成長が遅くなる『退行期』があり、最終的に『休止期』になると、古い毛が新しい毛に押し出されるように抜け落ちます。

『休止期』に頭皮トラブルが起きていると、生えてくる毛が細くなる『軟毛化』という現象が起きたり、1つの毛群から生えてくる毛が1本になったり(通常は2~3本)、最悪の場合生えてこなくなったりします。男性の薄毛の場合、生え際の後退や部分的な脱毛などが起きているのであれば、それは『男性型脱毛症(AGA)』。男性ホルモンが多いことによって起こる薄毛です」(松熊さん)

Q 男性も女性も、薄毛の原因は同じですか?
A 女性の場合は頭皮環境などの乱れが考えられますが、男性の場合は「男性型脱毛症」であることが多いです。
「女性によく見られる薄毛のように全体が薄くなる場合は、加齢や頭皮の炎症、血流量の減少などが原因として考えられます。原因を詳しく知るためには、ぜひ頭皮チェックを受けてみてください。

男性の場合は、セルフケアをする前にまずは専門医の診断・治療を受けることをおすすめします。ちなみに男性のAGAは遺伝的要因も大きいですが、治療薬を処方してもらえます」(松熊さん)

Q 血流量はなぜ減少するのですか? また、減少するとどうなりますか?
A 老化や基礎代謝量の減少により起こります。血流が悪くなると、新しく生える毛のもとに栄養が行き届かなくなります。
「20代と40代では、血流の量が半分くらいになってしまいます。だから冷え性になったり、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が悪くなったりするのです。頭皮も同じ。血流量が減ると新しく生える毛のもと(毛母細胞)に栄養が行き届かなくなり、あまりに届かないと生えてこなくなることも。基礎代謝量を増やしたり、頭皮をしっかりマッサージして血液循環を促進することが大切です」(松熊さん)

Q 抗酸化力が低いとなぜ薄毛の原因になるのですか?
A 抗酸化力の低下=老化なんです。
「酸素が体内に入ると別の分子と結びつき『活性酸素』に変化します。これは細胞を酸化させるもので、老化の原因となります。これに対抗するのが、抗酸化力身体にはもともと抗酸化力が備わっており、紫外線やストレスなどに抵抗する力を持っています。

元々もっている抗酸化力には個人差があり、高い人のほうがシミやシワもできにくいことが判明しています。頭皮も同様に抗酸化が高いほうがストレスを受けにくく、弾力の低下や薄毛になりにくいことがわかっています。まずはぜひ肌や頭皮のカウンセリングなどでご自身の抗酸化力をチェックしてみてください」(松熊さん)

Q 「抗酸化力」が低い場合はどうしたらいいですか?
A 抗酸化物質を多く取り入れ、活性酸素の原因となるものをできるだけ避けましょう。
「りんごを切ったときに断面が黒くなるのは、自身の酸化を防ぐため。りんごの皮には非常に強い抗酸化力をもつ『りんごポリフェノール』が含まれているので、摂取をオススメします。

また、緑茶や赤ワインにはポリフェノールが入っているので、良いですね。栄養素としてはビタミンCやE、野菜などに含まれるカロテノイドなども。程々にしたいのはアルコール(分解の過程で活性酸素が発生)、できるだけ避けたいのは煙草(ビタミンCを破壊)、紫外線、ストレスといったものです」(松熊さん)

Q なぜ頭皮の炎症は起こるのですか?
A フケなどの老廃物や余分な脂質などが多く付着していると、炎症が起こりやすくなります。ヘアカラー剤やパーマ液、メントール成分なども原因に。
抗酸化力の低下により頭皮が乾燥したり、外部からの刺激を受けたりすると、頭皮の炎症の原因となります。外部からの刺激としては、肌に合わないヘアカラー剤やパーマ液など。

清涼感が好まれる『メントール』成分が含まれるシャンプーや育毛剤も、使いすぎたり、すでに炎症が起きている頭皮に使用すると危険です。
あとは単純に引っ掻いてしまったり、こすったりしてしまうのもNG。

また、冬の乾燥は頭皮にも! 乾燥は炎症を引き起こしますので、頭皮の保湿も重要です。ちなみに炎症は、痛みやかゆみが出るとは限りません。頭皮をチェックしてみると、気づかないうちに真っ赤になっていることも!」(松熊さん)

Q シャンプーの仕方や選び方はどうすればいいですか?
A アミノ酸系やオイル入りのマイルドなものを選び、頭皮全体をマッサージするように洗いましょう。
「髪を洗うときは、頭皮全体をマッサージするように意識しましょう。肌にとって大切だと言われる『コラーゲン』は、実は頭皮にも大切。コラーゲンが減ると薄毛の原因にもなるので、しっかりマッサージして真皮コラーゲンの自力を高めましょう

また、洗いすぎは頭皮の炎症や乾燥の原因に。必要な皮脂まで落とし切ってしまわないよう注意してください。そしてシャンプーを選ぶときは、保湿効果の高いアミノ酸系のものやオイル入りのものを選ぶと良いでしょう。スカルプケアに特化したものもありますが、よほど皮脂が気になる場合でない限り、毛穴洗浄にこだわる必要はないと思います」(松熊さん)

女性の薄毛の主な原因は、「加齢」「頭皮の炎症」「血流量の減少」であることがわかりました。ちなみに男性も「男性型脱毛症(AGA)」だけでなく、こういったケアが行き届いていないことによる薄毛になることもあるそうです。

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