2015年12月13日 星期日

乾燥肌のコラム_肌に出るアレルギーの症状_スキンケア大学

乾燥肌のコラム_肌に出るアレルギーの症状_スキンケア大学
最近は、1年を通じてアレルギー症状に悩む人が増えています。季節の変わり目、杉やヒノキに代表される花粉もそうですが、最近では黄砂がアレルゲンとなっていることもあります。さらに精神的なストレス、体調不良や疲れなどもアレルギーの原因になることがあります。

お肌の不良、実はアレルギーが原因であることも……

アレルギー肌と聞くと、赤くはれたりカブレやカユミが出たりする症状を思い浮かべる方も多いと思いますが、乾燥肌もアレルギーが原因となっていることがあります。また、吹き出物として現れることがあります。これはアレルギー性の湿疹ということになります。この他、皮膚に触れたものでカブされた場合などは接触性皮膚炎になります。
アレルギー肌
そして、鼻水が出ているからといって、お肌は平気だろうというとそうでもなく、鼻に現象が現れているだけで、体内ではアレルギー誘発物質であるヒスタミンが増えている状態となり、肌も敏感になります。

乾燥肌がアレルギーを悪化させることも……

乾燥肌は、洗い過ぎや保湿不足が原因で肌の角質層が破壊され、肌内部の水分が蒸発してかさつきを感じるようになった状態です。角質層は、もともと鱗状に閉じていますが、このように洗い過ぎなどで乾燥してバリアが壊れるとめくれてしまい、こうなると外部刺激から肌を守る肌のバリア機能が低下し、ハウスダストや花粉、化粧品などの成分などのアレルゲンが肌内部に入り込みやすくなり、アレルギーを発症/悪化させたります。

乾燥している状態を放っておかない

日本人はどの国の人よりも清潔好きだということは知られていますが、ついつい洗いすぎてしまう傾向があります。しかし洗いすぎると乾燥を招き、上述したように角質層のバリア機能が壊れアレルギーになりやすくなります。洗い過ぎを気をつけ、しっかり保湿しバリア機能が働くようにしましょう。
また、どこか体の一部が乾燥していると、潤そうとして体が皮脂を出そうとします。しかし乾燥した部分にだけ皮脂を出すということは出来ないので、体全体で皮脂の分泌が活発になります。乾燥すると背中や胸元に皮脂が増えたりするのはそのためです。そういった時は意識的に、普段保湿は顔だけ、という方も体を全体を見渡し乾燥している部分が無いかチェックし、こまめに保湿をすることを心がけましょう。
乾燥肌の人が知っておくべき化粧水選びのポイントや成分については、「乾燥肌の化粧品選び(3)化粧水」をご覧ください。また、具体的なアイテムについては「セラミド配合化粧水の正しい選び方・使い方」や「シアバターの正しい使い方と注意点」をご参照ください。

肌にトラブルが起きた時は、生活を振り返ってみましょう

保湿以外で重要なのは、やはり生活習慣です。ほとんどの場合、化粧品が急に合わなくなった原因がありますが、よく聞いてみると「そういえば、友達のクレンジングを借りました」「普段よりも紫外線を長く浴びました」「青魚を食べました」など、アレルギーを発症しやすい生活をしている人も多く見られます。
特に、動物性タンパクを多く摂取するとアミノ酸に分解する際、ヒスタミンなどの体内物質が遊離しやすくなり、アレルギー症状が出やすくなります。体調が今ひとつ優れない時に、卵や鰺、鯖などの青魚、甲殻類を食べ、さらにお酒を飲むとそれが原因になっていることも十分に考えられるので。

腸内環境は、アレルギーと深い関係が

アレルギーは、肌にだけ症状が出るように思っている方が多いと思いますが、実は肌に出る頃にはすでに内臓で症状が出ていることが多く、お腹の調子が悪いなどの症状が出ることもあります。
腸内の環境には精神的なものも大きく影響します。特に神経質な人は、自律神経の交感神経が高くなりすぎる傾向にあるのですが、交感神経が高いと人前に立って緊張した時のような状態になります。
鼓動が速くなり、胃や腸は動きが鈍くなることで、ホルモン分泌も悪くなります。腸は、体に必要な栄養かそうでないかを識別する大事な免疫組織。その腸の状態が悪いと腸内の善玉菌が死んでしまい、有害な物質を体内に入れてしまうことになります。有害な物質が血液中に入り体内を巡ることで、アレルギーを起こしやすくなってしまいます。
さらに血流が悪くなることで体内に栄養が届きにくくなり、体内の各組織の能力が低下します。腸内環境をよくして免疫バランスを整えることが必要です。ヨーグルトで腸内環境 善玉菌を増やすことも1つの方法ですし、普段の生活においてストレスをなくして、きちんと食事を摂って腸をキレイにすることで肌にもいい影響を与えるでしょう。

肌の不調を実感した時点で、小さいアレルギーが起きているかもしれません。吹き出物やデコルテのニキビも乾燥の合図かもしれません。ゆっくり落ち着いて自分の肌と向き合い、観察し、普段の自分の生活を見直してみてください。

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