2015年4月8日 星期三

うっかり日焼け対策の知恵袋_スキンケア大学

うっかり日焼け対策の知恵袋

肌にはミネラルが大事

肌にはもともと汗や細胞内からくる様々なミネラルがあって、それらが肌のバリア機能を改善して水分量を高め、健やかな状態を維持するために役立っているのです。ミネラルが豊富に含まれると言えば海水や温泉で、タラソテラピーやテルマリズムもこのミネラルの恩恵によるものなのです。

鹿児島で出会った美肌のご老人達

僕は10年ほど前に、このミネラルの美容効果の謎を調べるために、全国の美肌の湯と呼ばれる温泉を巡ったことがあります。その中で一番印象に残っているのが、鹿児島の海沿い温泉を訪ねたときのことです。
夕方になると近所の人が集まってくる銭湯のような温泉で、そこの番頭を80代の老夫婦がやっているのですが、番台から見える腕にシミやシワがまったくないのです。鹿児島は紫外線も強く、肌には過酷な環境なのですが、入浴している人達の肌がみんなとてもきれいなのです。紫外線対策などほとんどしていないのにも関わらず…。

マグネシウムが謎を解く鍵!?

この鹿児島の温泉の人達の肌がキレイな理由を、その後ずっと研究しているのですが、科学的な根拠はまだ不明確です。ですが、どうやらこの温泉に特徴的に多く含まれていたマグネシウムが影響しているようです
紫外線を浴びると肌のバリア機能は破壊され、バリア機能が破壊されると炎症信号が肌の中で伝達されます。炎症の信号が伝達されると肌を老化させる活性酸素を発生させます
マグネシウムにはこのバリア機能を修復する作用が報告されていますし、肌の中で活性酸素を消去する抗酸化物質グルタチオンの合成を促進するのもマグネシウムです。つまり、毎日その温泉に入ることで、紫外線のダメージをオフすることができているのではないかと僕は考えています。

自宅でのミネラル活用法

このマグネシウムを日常的に取り入れるには「にがり」を上手に使うと良いでしょう。例えばお風呂にコップ一杯程のにがりを入れて入浴したり、洗面器に水をはり、大さじ2杯程にがりを入れた水で顔をすすいだり、フェイスパックをするなど。
もちろん、食べることも有効なので、夏場には海藻を多めに摂るようにしても良いかもしれません。紫外線の強い地域から学んだ、この季節に美肌を維持するための知恵袋です。

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