2015年4月9日 星期四

ニキビ対策の知恵袋~ニキビの意外な落とし穴~_スキンケア大学

ニキビ対策の知恵袋~ニキビの意外な落とし穴~

ニキビの原因は複雑

おでこや背中、生理前にあごの辺りにポツっとできるニキビ。原因は肌だけではなく食生活やホルモンバランス、ストレスなどなど、体全体が影響しているため一筋縄には解決せず、病院で診てもらってもなかなか改善しなかったりもします。
多くの方のお悩みを聞きながらいろいろなアドバイスをさせていただく中で効果が現れた経験もしてきたため、それを2回にわけてご紹介できればと思います。ただし、科学的な根拠が明確なわけではなく、経験値に基づくおばあちゃんの知恵袋的なことであり、原因が複雑なだけに効果には個人差があることを予めご了承ください。

ニキビができるメカニズム

ニキビが発生するメカニズムですが、まず皮脂を分泌する毛穴の出口が狭くなります。そうすると、毛穴の中は皮脂が溜まりやすくなり、酸素を嫌い皮脂を大好物とするアクネ菌の絶好のすみかとなって増殖します。アクネ菌が過剰に増殖し炎症を起こして赤く腫れ上がります。その後、アクネ菌を白血球が攻撃し始め、ある程度の期間で炎症がおさまっていきます。

ニキビも保湿ケアは重要

では、最初の原因である毛穴の出口が狭くなるという現象について。これにはいろいろな原因がありますが、一つは乾燥です。肌は賢くて、水分がたくさん蒸発して乾燥していることを察知すると水分の蒸発を食い止めるように、角質を分厚くします。そして、角質が分厚くなると毛穴の出口が狭くなってしまうのです。思春期のニキビはホルモンバランスによって皮脂量が多くなることが一番の原因ですが、20歳を過ぎてできるいわゆる大人ニキビは皮脂があまりでないカサカサ肌でも起こります。
これは乾燥によって角質が分厚くなることが一つの原因になるのです。その場合は保湿ケアが重要になるわけですが、そこで注意して欲しいことが油分はアクネ菌の好物であるということです。保湿ケアであまり油分を過剰に与えては逆効果になってしまいます。
ですので、オイルフリーの保湿アイテムや、油分の中でも「ノンコメドジェニック」と言われるアクネ菌の栄養にならない油分でできたものを使用するようにしましょう。もちろん保湿アイテムだけではなくファンデーションなどの油分も注意が必要です。

意外な落とし穴

以前に肌のキメを整えるためにグリセリンが重要というお話しをしたことがあります。であればと、以前にグリセリンを高配合した保湿ゲルを試作してスタッフにためしてもらったことがあります。そうすると5人のうち2人から白ニキビができてしまったと言われたことがあります。
グリセリンは油分ではないのですが、どうやら人によってはニキビの原因になることがあるようです。グリセリンはもともと肌にある成分でもありますし、美肌には欠かせない保湿成分ですから、過剰に恐れる必要はないのですが、程度問題ということです。グリセリンが入っていない化粧品を見つけるのが難しいくらい、ほとんどの化粧品に入っています。
ですから、スキンケアでいろいろなアイテムを重ね過ぎれば肌上のグリセリンは過剰になってしまいます。ニキビにとって適度な保湿は重要ですがやり過ぎも良くないということのようです

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