第六回「化粧品の成分の動物実験廃止を目指す円卓会議」を開催
(1)新安全性保証体系と代替法の開発状況について
この新安全性保証体系 [PDF:279KB]は、
「情報による保証」(原料情報やメーカー情報などの情報による一次評価、コンピュータシミュレーションを用いた予測(in silico))、
「代替法による保証」(細胞を用いた代替試験(in vitro))、
「ヒトによる最終確認」(医師管理下での連用試験やヒトパッチテスト等)というステップで構成されます。
「動物実験という選択肢はすでに存在しないという認識」のもとで、資生堂にとっての新しい安全性保証体系を確立したものです。
(2)代替法の公定化・業界標準化について
(3)動物実験に依存しない化粧品の安全性保証に関する討論会
本討論会は、社内の安全性保証体系の科学的妥当性や社会受容性などについて、社外有識者と資生堂の研究者がともに検討するためのもので、
(4)各国の制度状況と当社の対応について
・ 中国…これまで、全ての化粧品について安全性担保のために動物実験結果の提出が義務付けられていましたが、2013年12月の通達により「中国国内で製造される一般化粧品については動物実験でなくても企業が安全性を担保したデータを提出すれば認められる可能性がある」とされました。ただし、動物実験に代わる具体的な安全性担保の手法は提示されていません。どのようなデータを提出すれば認められるのか、資生堂では中国のリサーチセンターと日本のリサーチセンターと共同で検討しています。
有動物實驗-->pass
無動物實驗,提出安全性保證數據-->pass
課題: 如何認定安全性保證實驗項目
有動物實驗-->pass
無動物實驗,提出安全性保證數據-->pass
課題: 如何認定安全性保證實驗項目
・ 韓国…2014年1月に機能性化粧品の審査時の安全性に関する資料について改定告知があり、認められる試験法が大幅に拡大されました。
・ EU…2013年3月から、動物実験の全面禁止が施行されましたが、資生堂はEU規制を順守することができています。
その他、イスラエルやインドでも動物実験禁止に向けた動きがあるなど、EU以外でも禁止への動きは加速していると認識しています。
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