旬の食材を食べて美磨き_鈴木絢子[スキンケア大学]

旬の食材を食べて美磨き_鈴木絢子[スキンケア大学]

そこで今回は、秋が旬の3大食材の美容効果についてご紹介します。

■松茸・・・紫外線ダメージを受けた肌・髪・爪を再生

松茸は、キノコ類の中でも特にビタミンB2を多く含んでいます。ビタミンB2は、脂肪の代謝を促すことでも知られていて、ダイエットにも効果的。それだけでなく、皮膚や粘膜を正常に保つためにはビタミンB2が不可欠です。肌・髪・爪の再生に役立つ、まさに美容ケア成分ともいえます。もちろんキノコに多く含まれる食物繊維も摂れるので、ダイエットや便秘改善にもってこいです。

■さつまいも・・・夏のシミ対策も！ビタミンの宝庫

さつまいもにはビタミンCやビタミンE、ビタミンB類など、美肌作づくり欠かせない成分がたくさん含まれています。そんな中でも特に注目すべきは、コーヒーに含まれていることで話題になった「クロロゲン酸」。日焼けによるメラニン分泌を抑制する働きがあり、シミ対策にも効果的な成分として知られています。夏の紫外線ダメージは秋に表れるので、さつまいもを食べてシミ対策しましょう。

■鮭・・・夏老化をケアする最強のエイジングケア食！

赤い色をしている鮭。この赤色はポリフェノールの一種であるアスタキサンチンと呼ばれる抗酸化成分によるものです。他にも鮭はたんぱく質やビタミンAが豊富。美肌効果を期待するなら、是非積極的に食べましょう。ちなみに、鮭の皮は捨ててしまう方が多いようですが、コラーゲンや良質な脂がたっぷりと含まれているので、皮も残さず食べるのがオススメです。

ただ美味しいだけでなく、キレイになれる成分がたっぷり含まれている旬の食材。是非この時期にたくさん食べて、夏に受けたダメージを内側からしっかりケアしておきましょう。