2015年9月23日 星期三

気を付けよう!紫外線の“眼”への影響_澤田彰史[スキンケア大学]

気を付けよう!紫外線の“眼”への影響_澤田彰史[スキンケア大学]

老化スピードは紫外線で決まる

見た目の老化スピードは、紫外線を浴びた量で7割がた決まってしまいます。紫外線は一年中降り注いでいるので紫外線ケアは夏に限らず必要なのですが、真夏は一番紫外線が強くなるため、特に欠かせません。
しかし、日焼け止めを塗ったり、布で覆い隠すことができないのが“眼”です。

白内障の患者数は国によって違う

紫外線によって眼に起こる老化現象のひとつとして、“白内障”があります。眼の水晶体という部分が白くにごって、視界がまぶしくなったり視力が低下する病気です。
紫外線の多いシンガポール、北極圏で紫外線の少ないアイスランド、中間の日本の3つの国で白内障の患者を調べてみると、紫外線の多いシンガポールは患者数も最も多く、逆に、紫外線の少ないアイスランドでは白内障の患者数が最も少なく。
白内障になったら、手術でにごった水晶体を取りだし、“人口レンズ”を移植する手術をします。白内障の手術は安全で短時間で終わる…と思われがちですが、白内障の手術後に紫外線によって網膜の病気が起きやすくなるということはあまり知られていません。
人間の水晶体は紫外線を吸収し、眼の奥の“網膜”まで紫外線が入るのを防いでいます。網膜に紫外線があたると眼のサビつきが進行し、“黄斑変性症”という病気になりやすくなります。黄斑変性とは、徐々に視力がなくなり最後には失明するこわい眼病です。移植された人口レンズでは本来の水晶体ほど紫外線を吸収できないので、白内障の手術をして人口レンズにした人のうち約20%の人に黄斑変性症が進行すると言われています。

紫外線予防にはサングラス

人間の体は本当によくできているのですね。
白内障や黄斑変性にならないためには、紫外線から眼を守らなくてはいけません。そのために必須なのがやはりサングラスです。
しかし、ただのファッションサングラスだと瞳孔が開いてしまい、逆に紫外線が眼に入りやすくなってむしろ有害になる場合があるので要注意です。サングラスを選ぶ際には、“UVカット加工”の表示がされているものを選ぶようにしましょう。

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