SkinCare Living 恋肌對策: ハチミツパワーで元気とキレイの近道♪ 眠れない夜にもおすすめ!?

◆ハチミツの美容効果って？

その保湿力の高さからスキンケアパックとして使われたり、殺菌力の高さにより傷の消毒に使われたりと美容に健康にと大活躍のハチミツ。かのクレオパトラも美容に取り入れていたと言われています。

ハチミツは保湿効果がバツグン。さらに吸湿効果もあるので、周りにある空気中の水分を取り込みうるおいをキープします。昔からはちみつを使った洗顔ソープや化粧水、美容液が人気なのは、お肌のうるおいを守ってくれるからなんですね。

また、美白にいいとされるLシステインという成分も含まれているので、紫外線を浴びる夏のケアにおすすめ。さらに、普通のお砂糖よりもカロリーが低いので、太るのは嫌だけど甘いものを食べたい！というダイエット中の人にもぴったりです。

ハチミツの魅力は美容効果だけではありません。体を健康に保つ効果があるのです。

まずは、ハチミツに含まれるブドウ糖。ブドウ糖は、摂取してからエネルギーに変わる時間が短い、つまり即効性のある成分。食べてから30分ほどでエネルギーに変換されるので、疲れているときの栄養補給にぴったりなのです。

同じく疲労効果に効くとされるクエン酸と一緒に摂取すると効果はさらにアップ。ハチミツに少しお酢やレモン汁をたすと、味に深みが出るうえ、体の疲れを取り去る効果が期待できます。

そして、もうひとつ注目の健康効果は、ハチミチの持つ殺菌力です。その殺菌力・抗菌力の高さから、ハチミツは昔から傷口に塗って使われてきました。ハチミツを舐める習慣をつけておくと、ウイルスを殺菌してくれるので風邪を引きにくいとも言われています。

また、口のなかを清潔に保つこともできるので、のどの痛みを和らげたり、虫歯や口臭、口内炎、歯周病などの口内トラブルを防ぐのにも役立つそうです。歯石もできにくくなるそうですよ。

そのままなめたり、パンケーキにかけたり、やさしい甘さが幸せな気分を運んでくれるハチミツ。そんなハチミツを牛乳に１杯入れてつくるハチミツミルクは、不眠症の改善にも効くと言われています。

牛乳には、ストレスを緩和し、興奮を鎮静させてくれるホルモン「セロトニン」の原料となる「トリプトファン」という成分が含まれています。そして、ハチミツに含まれるブドウ糖には、トリプトファンの吸収を助ける働きが。

そのため、牛乳にハチミツを入れると、トリプトファンがより体内に摂取されやすくなるので、体内でセロトニンがたくさん作られるようになります。

セロトニンは眠りホルモンとも言われているので、たっぷり分泌されると眠くなる効果が。そのため眠れない夜にはハチミツミルクがおすすめです。また、ハチミツミルクには、眠気を呼び起こすだけでなく。心をリラックスさせてくれる働きもあるので、気分を落ち着けたいときにぴったりです。

ハチミツには美容や健康効果以外にも、お料理をおいしくしてくれる効果もあります。最後に、お料理にハチミツを生かす方法をご紹介します。中華の達人が酢豚をつくるときにハチミツを入れているのを知っていますか？

というのも、ハチミツを入れると、お肉がパサパサするのを防いでくれるのです。ハチミツは浸透性に優れているので、お肉にかけるとすぐそのなかに浸透していきます。そして、加熱によってお肉が小さくなるのを防いでくれるので、お肉がやわらかくふっくらした状態を保てるようになります。

さらに、お肉のくさみを消してくれる効果や、お肉の表面に、見た目でおいしさを演出する照り」を作ってくれる働きもありますよ。