2015年10月22日 星期四

ヒートショックプロテインという魔法_HSP1.~HSP4._美的

ヒートショックプロテインという魔法_HSP1.~HSP4._美的

HSP1.不調を救う!ヒートショックプロテインという魔法

体を温めると増える「ヒートショックプロテイン(HSP)」。耳慣れない名前ですが、実は体のあらゆるダメージを修復してくれるたんぱく質のこと。ダルい、疲れやすいなどのプチ不調から、美肌促進まで望める、美と健康の切り札です。これからの季節、全身加温を習慣に…。





●教えてくれたのは「バンダナ先生」こと伊藤要子先生
いとうようこ/愛知医科大学医学部泌尿器科准教授。医学博士。ヒートショックプロテイン研究とマイルド加温療法の第一人者で、頭に巻いたバンダナがトレードマーク。
イラスト/カツヤマケイコ デザイン/平田 毅 構成/堤 ゆかり



HSP2. HSPが増えると、いろいろな不調が改善される

体力UP、代謝UP、免疫UP…とイイコトずくめ!
冷えた体の救世主「ヒートショックプロテイン」とは? …その正体と驚きのパワーを探ります。
HSPが増えると、いろいろな不調が改善される
HSPが増えると、いろいろな不調が改善される
加温生活でHSPを増やし、常に【HSP】>【ストレス】を保てれば、代謝も血流も免疫も上向いて、体調はすこぶる良好!HSPのサポートでたんぱく質の合成・運搬・分解もスムース。体を温める習慣が身について、ストレスへの抵抗力も高い。あまりにストレスが強度だったり、長く続いたりすると、【HSP】<【ストレス】となって、さまざまな形でトラブルが発生。低体温で、代謝が悪く、疲れやすい、太りやすい…と、不調のスパイラルに陥ってしまいます。

HSP3.HPSは痛んだたんぱく質の修理屋さん


HSPは細胞内で健けな気げに働く傷んだたんぱく質の修理屋さん
 医療分野では、最先端のがん温熱療法としても注目される「ヒートショックプロテイン」。その名のとおり、体に熱のショック(ストレス)が加わると増えるたんぱく質のことで、頭文字をとって「HSP」と呼ばれています。
「HSPは、感染を防ぐ〝免疫〞や出血を止める〝血液凝固〞と同様に、さまざまなストレスから体を守ってくれる 〝生体防御システム〞のひとつです。もともと細胞の中にあるけれど、ストレスを受けるとドッと増えます。細胞をストレスから守るために、HSPを増やして防御に当たらせるんです」とは、20年以上にわたりHSPを研究し続けている愛知医科大学の伊藤要子先生。
「そもそも私たちの体は60兆個の細胞からできていて、中身はほとんどがたんぱく質。ストレスを受けると、さまざまなたんぱく質が傷付くため、細胞にとって一大事です。HSPは、傷んだたんぱく質の修理屋さん。全身どこであれ、どんな〝傷害たんぱく〞であれ、駆け付けて修復してくれます」

HSP4.HSPのもうひとつの顔はたんぱく質の介添え人

「HSPは、自身もたんぱく質でありながら、ほかのたんぱくのお世話ばかりしている黒子のような存在。ストレスのない平常時でも、細胞内のさまざまなたんぱくに付き添って働きます。新しいたんぱくの合成や運搬から、使い終わったたんぱくの分解まで、たんぱくの一生の介添え役として動き回っているのです」(伊藤先生)
HSPは、私たちの体を支えるたんぱくの万能薬。体内にたくさんあればあるほど、健康に近づけるといっても過言ではありません。

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