塗ってよし、食してよしの椿油を堪能する!_美的
※ 椿油の特性を調べると、オリーブオイルよりオレイン酸の含有率が高く、椿油の成分は人の肌の皮脂と最も似ているらしい。よって、ほかのオイルと比べて肌すべりが重いと感じたのは、それだけ浸透していたからにほかなりませんでした。
高品質な椿油を製造しているという「新上五島町振興公社」を見学することができました。工場内へ一歩入ると、独特な油の匂いが立ちこめていました。機械が動いている時期は、もっと香ばしい匂いがして賑やかな機械の音が響き渡っているそうです。製造工程は乾燥した椿の実をボイラーで焼いて粉砕。椿の実の収穫方法、初秋頃になると地元の子どもさんからお年寄りまで総出で行なっているそうです。(価格は年にもよるが、昨年を例にあげると1kg 750円)。もともとは農作物を守る防風林として植えられた椿ですが、町のあちこちに生息していて、街路樹も椿といった状態なので、気軽に収穫できそうです。
とはいっても、椿の実1kgに対して、油になるのはわずか300ml。いかに希少価値の高いものであるのかが伺えます。そのうえ、加工過程で出てくる実のかすは全体の6割。これらは畑の肥料などに活用されているとのことで、無駄なものは何ひとつありません。
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