2015年11月20日 星期五

Q:シワやたるみに効く成分ってなんですか?_VoCE

Q:シワやたるみに効く成分ってなんですか?_VoCE

Q:シワやたるみに効く成分ってなんですか?

今回は、アンチエイジング効果のある成分について。1本あるだけでテンションが下がる、憎きシワを撃退するためには、どんな成分が入っている化粧品を選べばいいの?

―そもそもシワを予防するには、どんな成分が効果的ですか?

「どんなシワを想定しているかによっても変わってきますね。
細くて浅いシワは、いわゆる乾燥性のシワで、角質層の乾燥が大きな原因だったりします。
目尻などにできる少し深いシワ、額や口もとにできるちょっと大きいシワは、角質層よりもっと深いところ、真皮が関与してくるシワ。それぞれ原因も異なるので、使われる抗シワ成分も変わってきます」
―早ければ20代後半ぐらいから出てくる人もいる、目もとのちりめんジワ。これ、乾燥によるものが多そうですね。どんな化粧品を使えばいいですか?
「主に角質層の乾燥に起因しているので、まずは保湿が第一でしょう。コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が入っている化粧品を選ぶといいのでは」
―やや深く大きい、目尻や眉間のシワはどうですか?
「これは、真皮のコラーゲン線維やエラスチン線維が、紫外線などの影響によって酸化して出てくるシワ。線維をこれ以上酸化させないためにも、コエンザイムQ10やフラーレンなどの抗酸化成分配合のコスメを選んでケアするといいでしょう」
―活性酸素が老化の最大要因。だから抗酸化がエイジングケアの要、というのも美容業界ではよく言われていますよね。
「確かに、アンチエイジングをうたったコスメには抗酸化成分がよく配合されています。コエンザイムQ10やフラーレンは、とくに有名な抗酸化成分。コエンザイムQ10は細胞の老化を防ぐことから、抗加齢作用を持つとされています。フラーレンも同じで、活性酸素などを取り込んで消去することで、効率よく無害化してくれます。ビタミンCは抗酸化成分として有名ですが、フラーレンにはその100倍以上の抗酸化力があるといわれているんですよ」

―額や首のシワや、口まわりのほうれい線はどうしたらいいですか?

「ここまで深くなると、なかなか改善は難しいと思います。自然老化による皮膚のたるみが原因だったりしますから。酸化した線維が蓄積しないように、レチノール類など、ターンオーバーサイクルを早める成分が配合されている化粧品がいいのでは。パルミチン酸レチノールは、真皮組織のコラーゲンやエラスチンの生成を促進し、紫外線によるシワ、乾燥による小じわも防止するといわれていますから、シワケア化粧品に配合されていることが多い成分ですよ」
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―レチノールって、作用が強力なイメージがあります。

「化粧品ですから、基本的に効き目はおだやかなのですが、赤みが出たりピリピリしたりという反応が出る人も多いようです。肌に合わない人が比較的多いようなので、使うときには注意が必要です」
―こういうエイジングケア成分を配合している化粧品を使えば、シワはなくなりますか?
「気になっているシワの原因がなにによるものか、わかっていないと効率よくエイジングケアできないんじゃないでしょうか。乾燥による小じわなら保湿を徹底すべきだし、ターンオーバー不全が原因なら、角質ケア成分が入った化粧品を使った方がいい。そして紫外線などによって酸化ダメージが蓄積している場合は、抗酸化成分配合のものを選んだ方がいいのではないかと思います。自分のエイジング原因を見極めて、アプローチ方法を変えるのが賢い方法だと思いますよ」

結論!
アンチエイジング化粧品は、やみくもに使えばいいってもんじゃない!

乾燥が原因なのか、ターンオーバー不全が原因なのか、酸化が原因なのか。しっかり見極めて、それに対応している成分の入った化粧品を選ぶべき。何が原因なのかよくわからない場合は、まず保湿をきちんとすること。エイジングケアの最大の鍵は、保湿ケアにあり、ですから。

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