2015年11月14日 星期六

吉木先生の銀座の皮膚科医本音のビューティレッスンVol.14(2011年8月号掲載記事)_beasup

吉木先生の銀座の皮膚科医本音のビューティレッスンVol.14(2011年8月号掲載記事)_beasup

ワキだけでなく足の臭いも適切な対策をしてこそ真の女子!


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汗対策のために、まず汗の種類を知って

じめじめと蒸し暑い季節。汗対策は、どうしていますか?「制汗スプレーに全部おまかせ」では、乙女としてはややぞんざいです。夏本番のため、汗対策を見直してみましょう。
まず、汗を出す汗腺には2種類あることを知りましょう。A・大汗腺(アポクリン腺)=ワキ、陰部、耳、へそ、乳輪のみに分布し、アルカリ性の黄色い汗を出す。B・小汗腺(エクリン腺)=全身に分布するが、手の平と足の裏に特に多い。この2種類それぞれの対策が必要です。
汗といえば気になるのが臭いです。汗くさいなどとよく言いますが、汗そのものは無臭です。サウナ室では皆が汗を流していますが、臭ってくることはありませんね。汗っかきの人は「自分が臭うのでは」と気になるようですが、そういうものではないのです。

汗にまつわる臭いとして、ワキガがありますワキガは遺伝的にアポクリン腺が活発な人に見られ、そこから出た汗に雑菌が繁殖して臭いの元を作ります。以下の項目に当てはまる人は、ワキガ体質かもしれません。①両親のどちらかがワキガ体質。②洋服の脇の下が黄色くなってくる。③耳アカがしっとりしている。
ワキガ体質でも、汗そのものでなく、あくまでも雑菌がついて臭うのです。まずは、ワキの毛は常に処理し、殺菌効果のある制汗剤を使いましょう銀イオンや緑茶成分配合のものなどが市販されています。
それでも臭うという人は、ワキガ専門の病院などで相談しましょう。

おしゃれなパンプスは臭いに注意!

もうひとつ要注意なのが、足の臭いです。足の汗が靴でムレて、雑菌がつくと臭いを発します。これも、ある程度体質的なものが関係し、汗の成分によって臭いやすい人がいることが分かっています。

足の臭い対策としてはまず、ムレない工夫をすることです革靴は極力、通気性の良いデザインを選んで。ストッキングもムレるので、綿のフットカバーを履くのがベターです。ストッキングを履く必要がある人は、最近売られている5本指のタイプだとムレにくくなります。
また、汗をかいて時間がたつと雑菌が増えて臭うので、汗ばんだ時はストッキングやフットカバーを替えましょう。その際、足を除菌効果のあるウエットティッシュでふくと、さらに効果的です。
服が臭う人もいるようです。家で洗えないジャケットなどは、襟の部分をおしぼりでたたき、すぐにクローゼットにしまわずに風通しのよい所に吊るしておくなどの工夫を。


解決策1
汗の種類を覚えて気になるなら確認
解決策2
殺菌効果のある制汗剤を選んで
解決策3
足の臭い対策にはマメさも大切

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