2015年12月2日 星期三

秋のスキンケアに“シアバター”を加えてみませんか?_スキンケア大学

秋のスキンケアに“シアバター”を加えてみませんか?

夏を過ごしたお肌のリセットできていますか?

過酷な猛暑が終わり、ようやく涼しげな風が心地よい季節となりました。ふと気が付くと、夏の間むき出しになっていた腕や足は意外とカサカサになっていませんか?アウトドアを楽しんで日焼けの跡が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでお勧めしたいのが、“シアバター”を使ったスキンケアです。
「シアバターって、冬の乾燥対策に使う保湿クリームでしょう。まだ早いんじゃないの?」そう思われていらっしゃる方も多いのではないかと思います。ところが、シアバターは冬の乾燥シーズンだけでなく、1年を通して使える大変便利な物なのです。

シアバターって何?

シアバターというのは、アフリカのサバンナ地帯に自生する「シア」という木の実から採れる脂肪分のことで、ステアリン酸とオレイン酸を主成分とし、その他にリノール酸やパルミチン酸などの脂肪酸が含まれます
これらの脂肪酸は、人の皮脂にも含まれる成分なので、その含有量が多いシアバターは肌に馴染みやすく、乾燥で不足した油分を補ってくれる頼もしい天然の保湿クリームとして日本でもずいぶん知られるようになってきました。
シアバターに含まれる成分は保湿効果だけでなく、実は美肌を助けるその他の効果も期待できるんです!
ステアリン酸は動物性・植物性脂肪で最も多く含まれる高級飽和脂肪酸で、抗酸化作用があると言われています。また、オレイン酸はオリーブ油や椿油などにも多く含まれ、皮膚刺激が少なく保湿力の高い不飽和脂肪酸です。さらに、リノール酸にも保湿や抗炎症作用といったスキンケア効果がありパルミチン酸にも抗酸化作用があります。

もっとある、シアバターの美肌力

今回注目していただきたいのが、シアバターに含まれる微量成分です。シアバターにはビタミンA、ビタミンE、アラントインなどの成分が含まれています。
ビタミンAは粘膜や皮膚を健康に保つ美肌効果の高いビタミンです。表皮では、角質剥離、ケラチン増殖、ターンオーバー促進の効果やヒアルロン酸などの保湿成分の沈着を促す効果があります。また、真皮では、血管新生、コラーゲンの生産促進、皮脂腺の機能抑制作用があります。
ビタミンEは抗酸化作用のあるビタミンで、トコフェロールとも呼ばれ、酸化防止剤として化粧品にもよく添加されているのでご存じの方も多いのではないでしょうか。アーモンドや落花生などと同じように木の実が原料のシアバターには、このビタミンEがたっぷり含まれています。
さらにアラントインは牛の羊膜の分泌液から見つけられた成分なのですが硬くなった角質を穏やかに取り除き、皮膚の再生を促進する効果があるそうです。新陳代謝の産物としてアラントインが生成される植物もあるらしく、シアバターにもこのアラントインが含有されています。
お肌を保湿するだけでなく、抗酸化作用があり、さらに皮膚のターンオーバーを促進する成分まで入っているなんて、自然というのはなんと素晴らしい力を持っていることでしょう!

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