化粧品では太刀打ちできない美容の要素が「加湿器」に？
乾燥シーズンが到来。化粧品で保湿ケアを強化しても、やっぱり肌が乾燥するという悩みを抱える方も多いのではないでしょうか？肌をすこやかに保ちたいという思いはもちろんありますが、実は化粧品ができることには限界があり、化粧品では補いきれないことがいくつかあります。
まずは「食事」。どんなに化粧品で手入れをしても、乱れた食生活では、肌をきれいにすることはできません。次に「睡眠」。しっかり寝ることは、美肌に非常に大切です。そして、「運動」。ストレスが発散されて、なおかつ体の代謝が上がることの美容効果はとても高いです。
そして、「加湿器」です。え？と思うかも知れませんが、加湿器の底力はすごいです。加湿器は単に部屋を加湿して、その部屋にいる間、肌を乾燥から守ってくれるだけだと思ってませんか？実はそれだけではなく、あなたの肌を「乾燥しにくい肌」へと変化させてくれるのです。つまり、肌自身の保湿機能を高めてくれる効果が期待できる、ということです。
肌の細菌が、保湿剤を作ってくれる！
1日に肌が必要とする保湿剤の量は、化粧品だけでまかないきれるとは言えません。その証拠に、朝保湿ケアしても夕方には乾燥が気になることや、寝る前に保湿ケアしても、翌朝乾燥していることがありませんか？実は、肌にはたくさんの細菌がひそんでいます。細菌といっても決して不潔なわけではありません。腸内細菌と同じように重要な役割があって、皮脂を分解して保湿剤を作る役割をしています。つまり、この肌の細菌が元気であれば、夜間や日中、保湿剤を作り続けて肌に補給してくれるのです。その細菌が生きて行くためには湿度が重要です。湿度の高いお風呂にはカビが生えますが、乾燥した場所にはカビは生えませんよね？
お風呂上がりの水分の蒸発の仕方がポイント
たとえば、新聞紙を水に浸して、乾燥した場所に放置すると、もともとよりパリパリに乾燥します。これは、浸した水が蒸発するときに、新聞紙の中にもともとあった水分も一緒に蒸発させてしまうためです。肌も同じで、お風呂上がりや化粧水をつけた後、乾燥した場所にいると、より肌を乾燥させてしまうことになります。
逆に湿度の高い部屋で水分をゆっくり蒸発させると、細胞が整列して肌本来の保湿機能が高まります。そのため、お風呂あがりや、スキンケア後の部屋の湿度はとても重要です。
逆に湿度の高い部屋で水分をゆっくり蒸発させると、細胞が整列して肌本来の保湿機能が高まります。そのため、お風呂あがりや、スキンケア後の部屋の湿度はとても重要です。
加湿器と湿度計で部屋の湿度管理を
肌に理想的な湿度は60〜65％といわれています。この湿度を保つことによって、肌の細菌は元気になって保湿機能を高めてくれますし、お風呂上がりや、化粧水後の過度な水分蒸発を防ぐことができ、なおかつ、肌本来の保湿機能を高めることができるのです。乾燥でくすみ、小ジワ、メイクのノリの悪さなどで悩む方は、加湿器と湿度計で、部屋の湿度管理をしてみてはいかがでしょうか？
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