2015年12月24日 星期四

その他の保湿成分_乾燥肌のワセリンの上手な使い方 _スキンケア大学

その他の保湿成分_乾燥肌のワセリンの上手な使い方 _スキンケア大学
ワセリン

保湿剤としてワセリンが人気な理由

乾燥肌対策としては、ワセリンを用いた保湿が人気です。保湿剤には、「皮膚から水分が失われるのを防ぐ」タイプのものと、「皮膚の水分を保つ」タイプのものがありますが、ワセリンは前者に該当します。
ワセリンには、皮膚をしっかりとコーティングして、水分が蒸発しないように守ってくれる効果があります。副作用が極めて少ない安全な成分であることから、お肌に不必要な刺激を与えることもありません。
皮膚の表面に留まってくれますので、まぶたのようなデリケートな部分にも使えるというのがメリットです。一方、油分によって水分を保持する仕組みなので、ベタつきやすいという特徴もあります。

ワセリンの種類

保湿剤として使われているワセリンには、次の3種類があります。これらは、保湿効果の点では目立った差はありません。3種類の違いは純度で、使用する部位によってどれを使うか決定します。

白色ワセリン

最も一般的なワセリンです。安価なため、通常、どれを使っても問題ない箇所には白色ワセリンが使われることが多いです。

プロペト

プロペトは、白色ワセリンの不純物を精製したものです不純物は紫外線によって酸化してしまうため、場合によっては皮膚の細胞にダメージを与えることがあります。そのため、目の近くなど、刺激に弱いデリケートな部位にはプロペトが用いられます。

サンホワイト

サンホワイトは、プロペトをさらに高純度に精製したものです。プロペトでもかゆみが出てしまう人や、肌の弱い乳幼児にはこちらを使うのもよいでしょう。ただし、保険適用外ですので、コストはぐっと高くなります。

乾燥肌対策としての上手な使い方

ワセリンはどこにでも使えるというメリットがありますが、ベタつくので使用感は決してよくありません。保湿成分はさまざまな種類がありますので、いろいろなものを組み合わせて使ったり、使う箇所を選ぶなどして使うほうがよいでしょう。
たとえば、単純な乾燥肌であれば、お肌全体にはセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合された化粧水を使った上で、目元や唇といったデリケートな部分にだけワセリンを使うとよいでしょう。
ワセリン単独での利用が望ましいのは、乾燥が進行しすぎて非常に敏感になってしまっている場合です。ほかの種類の化粧水やクリームは添加物が入っていることが多いので、プロペトやサンホワイトを使って徹底的に保湿をすることが効果的です。
ただし、ワセリンはあくまでも皮膚表面に油分の膜を張り、角質層の水分蒸発を防ぐに過ぎません。角質層自体の水分保持力を取り戻す効果はありませんので、ワセリンでは乾燥肌の改善は望めません。一時的な対処法だという点を理解した上で使うようにしましょう。

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