2015年12月29日 星期二

脂性肌の基礎知識_脂性肌の方がやってはいけないケア_スキンケア大学

脂性肌の基礎知識_脂性肌の方がやってはいけないケア_スキンケア大学
脂性肌に悩んでいる方で、とにかく間違いやすいのが皮脂の落とし方です。「いくら落としても湧き水の様に沸いてくるあぶらに、手を変え品を変え負けじと皮脂を落とす。脂性肌の原因が思春期のホルモンバランスの乱れによるものだったなら、頑張って落としている間に、いつの間にか落ち着いていたかもしれません。
でも、それはホルモンバランスが落ち着いたためであって、残念ながら頑張った成果ではないことを、知っておいてください。皮脂の分泌は、男性ホルモンの働きによって促進されます。ホルモンの働きにはフィードバックという機序があり、過剰に分泌していても、それ以上にまめに落としていては、お肌を保護する皮脂が足りていない!と判断して、更に過剰な分泌を招く場合があります。
また、あぶらとり紙などで浮いた皮脂を拭う場合、軽く抑えるだけでもお肌を覆っている皮脂をごっそり取れてしまいますし、更に擦ったりしてしまうと毛穴の中に皮脂が入り込んだり、お肌を傷めたりしてよくありません。気になる場合は、ティッシュで軽く抑える程度にとどめたり、頻繁に拭う代わりに、食生活や生活習慣の改善など、間接的な対策を施すことをオススメします。

洗う回数と選んではいけない洗顔料

脂性肌の方は、人一倍洗顔に気を使っているものです。きちんと洗顔をして皮脂や汚れを落とすこと自体はよいことなのですが、問題はその「頻度」と「洗い方」です。べとつきが気になる余り、一日に何度も洗顔している方は、一日一回くらいに留めた方がよいでしょう。もしくは、洗顔料を使った洗顔は一日一回にして、それ以外の洗顔はぬるま湯で軽くすすぐ洗顔に切り替えるのも手です。
また、使用する洗顔料にも問題があります。ついつい、爽快感抜群の、「スクラブ入り」に選んでいる方は注意が必要です。スクラブ入りのものは、洗いごたえのありそうな感じがしますが、スクラブの摩擦が肌を傷つけてしまいます。脂性肌に傷をつけると、ニキビや嚢胞(のうほう)の原因にもなります。できれば泡を手か泡立てネットで作り、細かい泡を優しく顔にのせ、泡で優しく洗いあげることを心がけてください。

洗顔後の保湿不足

洗顔後の保湿が不十分なケースも多々あるようです。脂性肌の場合、脂分が過剰なのは誰しもが知るところだと思うのですが、中には、水分量が不足している方もいて、脂性乾燥肌(オイリードライ肌と呼ばれます。この場合、お肌としては、脂分が過剰かつ水分が不足しているのですが、脂分に目が行ってしまい、保湿が疎かになってしまいがちです。
乾燥具合はさて置いたとしても、脂性肌の方は、洗顔後に保湿をしっかり!ということを頭に入れておいて下さい。洗顔後のつるっつるのお肌は、脂性肌の場合は特に、清々しいものですが、お肌としてはノーガードの状態です。皮脂は自前で補えますから、保湿を中心とした油分少なめのスキンケア用品でしっかりとケアしましょう。アルコールの入ったものは、刺激も強く水分を逃がしてしまうため避けた方が無難です。

脂性肌のケアのポイント

脂性肌のケアのポイントは、「皮脂を落としすぎない」、「洗顔は優しく」、「保湿は十分に」の3点です。過剰な皮脂は肌トラブルの元ですが、ある程度の皮脂は、お肌を保護するために必要な大切な成分です。忍耐が要りますが、こまめに脂を拭ったり、一日に何ども洗顔したりせず、広い心である程度の皮脂は残すよう心がけて下さい。
洗顔は、お肌に余計なダメージを与えないように兎に角優しく行います。洗顔料は、できれば洗浄力の弱い、刺激の少ないものを使うか、思い切って何も使わずに、ぬるま湯を使って優しく洗います。「スクラブ入り」や「ミント成分入」など使用後の爽快感を売りにした洗顔料も数多く、確かにさっぱり感や洗った感は大いに得られますが、お肌を傷つけたり強い刺激を与えてしまいよくありません。
そして、忘れてはならないのが洗顔後は保湿です。油分の少ないものがよいですが、アルコールの入ったものは水分が失われてしまうため避けたほうが無難です。
脂性肌は、ケアを誤ると様々な肌トラブルを招く他、乾燥肌や敏感肌とも隣り合わせだということを頭の片隅に置いて、優しくケアしていきましょう。

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