2016年1月10日 星期日

脂性肌のメイク術(1)メイク前のスキンケア_スキンケア大学

脂性肌のメイク術(1)メイク前のスキンケア_スキンケア大学
脂性肌
脂性肌の方の多くは、毛穴の開き、黒ずみ、ニキビ等、毛穴関係のトラブルで悩まれている方が多いのではないでしょうか。
間違ったケアを続けることにより、これらのトラブルが悪化することがあります。そうすると、メイクを美しく仕上げるのが更に大変になってしまいますので、注意が必要です。

脂性肌が絶対にやってはいけないこと

  • 保湿をしない
  • 洗いすぎる
  • こすったり、触ったりしてお肌を摩擦する

乾燥や摩擦による刺激は「過角化」を招く

皮脂がたくさん出ているからといって、お肌が潤っているかというと、そうとは限りません。
お肌の水分保持力は、角質層の細胞間脂質(セラミドなど)やNMF(天然保湿因子)が98%を担っており、皮脂はたったの2%程度。
洗い過ぎや摩擦で角質層に物理的にダメージを与えたり、保湿をしないで角質層が不健全になると、お肌の水分保持力はどんどん低下し、乾燥してしまいます。
そうなるとお肌は自らを守るために角質層を厚くします。
この現象を「過角化」と呼びますが、過角化が起こると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビや毛穴トラブルを引き起こしやすくなります。

過剰な洗顔、ごしごし洗いはNG!

脂性肌の方に多いのが「夜はもちろん、朝もクレンジングで皮脂を落とす」「しっかり皮脂を落とすためにゴシゴシ洗う」ということをなさっている方です。しかし、これはすぐに止めましょう。
特にオイルクレンジングは洗浄力が強く、角質層の細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)を洗い流してしまいがちです。
脂性肌の場合、小鼻の周りがみかんの皮みたいにデコボコだったり、イチゴのような黒いブツブツがあったり、皮膚が固くゴワゴワになっていることが多く見られます。
皮脂を落とそうとしてオイルクレンジングで一生懸命に洗顔してもこのような肌状態は改善しません。むしろ、前述した過角化が引き起こされ、悪循環に陥ってしまう危険性があります。

オイルクレンジングの注意点

オイルクレンジングを使用する場合は長時間お肌に乗せておかない、こすらない、メイクが濃い場所のみに使用するなど使い方や頻度には十分注意しましょう。
もしくは、オイル以外のクレンジング剤に切り替えることをオススメします。

メイク前は優しく洗って、しっかり保湿!

メイク前は、しっかり泡立てた低刺激の石鹸や洗顔剤で、お肌をこすらないように優しく洗い、よくすすぎましょう。その後は、しっかり保湿することが重要です。
化粧水の後は脂性肌といえども保湿成分の入った乳液などで保湿を行い、乾燥による過角化が起こらないようにしましょう。


お肌を冷やして皮脂崩れを防ぐ

脂性肌の方には「すぐに皮脂でメイクが崩れてしまう」という方も多いのではないでしょうか。
特に気温が高い春夏は、メイクをしている間にも皮脂や汗が出てきて完成前に崩れてしまう、ということも。
これを防ぐには、ローションパックなどで皮膚温を下げておくのが大変有効です。
ローションパック
パックに使う化粧水には、皮脂を抑制するビタミンC誘導体などが入ったものだと、より化粧崩れが起きにくくなるのでオススメです。

「脂性肌だから」と諦めないで!

脂性肌は元々の遺伝的な肌質やホルモンバランス、食生活の乱れなどが大きな要因であることがほとんどで、スキンケアで脂性肌自体を改善するのは難しいと言えます。
しかし「私は脂性肌だから」と諦めてスキンケアを怠ると、上述の通り過角化を招き、ニキビや毛穴トラブルなど別の肌トラブルを併発させてしまいます。
スキンケアは基礎の基礎なので、正しいケアを行いましょう。
かなり皮脂が気になるようであれば、ホルモンバランスや食生活の乱れ、ストレスなどが原因となっている可能性があるので、一度ドクターに相談してみるのをオススメします。

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