2016年1月2日 星期六

脂性肌のお手入れ・ケア用品_脂性肌のケアで使われる漢方とは_スキンケア大学

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脂性肌のケアで使われる漢方とは

更新日:2015/01/26
この記事の監修ドクター
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脂性肌をケアできる漢方の働き

皮脂の分泌量が普通のお肌よりも過剰な状態にある脂性肌は、皮脂の分泌量に影響を与えるストレスや睡眠不足、食事習慣、ホルモンバランスの乱れなどの生活習慣に大きな原因があるといわれています。実際、睡眠不足や偏食によって、お肌の皮脂の分泌量が変化した経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
一方、漢方は体の内部に働きかけることで、良くない生活習慣によって皮脂分泌過多に傾いてしまった体質を改善できるといわれています。漢方ではホルモンバランスを整えたり、血行を改善したりする作用のある漢方薬がよく使われます。例えば、ホルモンバランスを整えるための地黄、桂皮などや、血行を促進するための芍薬、牡丹皮などがあります。

脂性肌ケアの漢方薬の例

脂性肌のケアに使える代表的な漢方薬とその働きをご紹介します。
●半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
ニキビや熱をともなった胃炎に処方させることが多い漢方薬です。脂性肌の方は、体に熱を持っていることが多いため、熱を取る目的で使用されることが多いようです。小鼻のワキにベタっとした皮脂が付着したり、鼻の毛穴が目立っている人に向いているといわれています。
●竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
前立腺や尿道の炎症に関わる病気に良いといわれている漢方薬です。大人のニキビと言われる、頬からアゴにかけて化膿したニキビができる人や、毛穴が開いている脂性肌の人に有効とされています。
●黄連解毒湯(おうれんげどくとう)・五涼華(ごりょうか)
10代~20代前半の脂性肌の場合、熱が体内にこもりやすいといわれています。熱を取り去る作用を持つ黄連解毒湯(おうれんげどくとう)・五涼華(ごりょうか)のような漢方薬がよく処方されます。
●杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)・知柏地黄丸(ちばくじおうがん)
30代後半~40歳くらいの脂性肌の場合、虚熱と呼ばれる熱が体内にあることが原因だといわれています。この虚熱は、睡眠不足やストレス、日々の疲れによって生じてしまいます。これに対処するにふさわしい漢方薬が杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)・知柏地黄丸(ちばくじおうがん)です。
ここに示したのはほんの一部。実際、漢方の処方は、自分の体質や健康状態を加味した、オリジナル処方であることがほとんどです。脂性肌ケアに、ぜひ漢方を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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