ベタベタ、ギトギト。ただでさえ脂っぽいのに、汗が出る夏は脂性肌の方にとって憂鬱な季節。顔には何も塗りたくないでしょうが、日焼け止め対策を怠ってはいけません。ここでは、脂性肌の紫外線対策について解説していきましょう。
なぜ日焼け止めを塗らないといけないの?
脂性肌の方の中には、「ちょっとくらい太陽の光にあたって顔を乾燥させたほうがいいでしょ」などと言って、日焼け止めをつけない方がいますが、これは大きな間違いです。
日焼けは肌を乾燥させるので、かえって皮脂の分泌を促進させます。皮脂が活発に出ると、毛穴も広がりますし、過剰な脂は皮膚の上で酸化しやすいため、黒ずみも目立つようになります。オイリーな方こそ、紫外線対策を怠ってはいけません。そのためには日焼け止めを塗って、太陽から肌を守る必要があるのです。
脂性肌のための、日焼け止めの選び方
日焼け止めのギラつきやベタベタ感に対して抵抗のある方も多いと思います。しかし最近では、化粧下地と同じ機能をもち、化粧下地と同じ付け心地で使える日焼け止めクリームがあります。また、クリームファンデーションとしての役割を持つBBクリームの中にも、日焼け止めと同じくらいUVカット効果があるものも存在します。保湿効果があるものがほとんどなので、インナードライ対策にも最適なのですが、それでもべたつきが気になる方は、メーカーによっては、さらっとしたつけ心地の夏用のものや、脂性肌用のものもあるので、一度そちらを試してみてはいかがでしょう。
日焼け止めが落ちないためのメーク術
せっかく日焼け止めを塗っても、すぐに汗でダラダラ落ちてしまっては意味がありません。まず、日焼け止めやUVカット機能を持つ下地など塗るときは、きちんとファンデーション用のスポンジを使いましょう。いきなり顔全体に伸ばそうとするのではなく、部分的につけ、そこからとんとんと毛穴の奥まで押し込むような感覚で塗りこんでいくと、肌にしっかり馴染み、よれにくい仕上がりになります。
また、BBクリームなど、一本で日焼け止めとしての効果があるからといって、そのままで出ると崩れやすくなります。上から軽く、パウダーやルースファンデーションをはたいてあげると、より化粧の持ちがよくなるのでおすすめです。
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