2016年8月13日 星期六

ザクロ由来成分に期待できるアンチエイジング効果とは?_スキンケア大学

ザクロ由来成分に期待できるアンチエイジング効果とは?_スキンケア大学

エイジングが加速する夏こそザクロを!

夏真っ盛りの8月。降り注ぐ紫外線量が最高潮となり、肌のダメージが懸念されるこの季節。でも、気にしないといけないのは紫外線だけではありません!エアコンを効かせた室内では、体が冷えて血行が悪くなり、その結果、むくみやくすみ、クマができやすくなったり、栄養が隅々にまで届かなくなることで、肌のターンオーバーも乱れやすくなったりと、トラブルが起こる可能性が考えられます。紫外線やエアコンの影響で肌が乾燥するほか、室内外の温度差で自律神経も乱れがち…。実は夏は、エイジングを加速させる要因がさまざま。体の中からと外からと、しっかりとケアをしていきたいものです。
体の内側からのエイジングのケア、つまり食事からのケアで特に意識したいのが、抗酸化成分を積極的にとり入れること。そして、紫外線によってできてしまうシミのケアに効果的な成分や、コラーゲンを維持するための成分もとり入れることで、すこやかな肌を守ってあげましょう。

エイジングケアにとり入れたい「ザクロ由来成分」とは

1.ポリフェノール
アンチエイジング効果が期待できる果物として脚光を浴びている「ザクロ」。赤い外皮の中には、ルビーのように赤い色をした小さな粒がぎっしりと詰まっています。この赤い色を見ても察しがつきますが、抗酸化作用に優れたアントシアニンやレスベラトロールというポリフェノールが豊富に含まれており、紫外線による肌のダメージを減らし、肌老化を予防して美肌を保ってくれます。紫外線を浴びたら、できるだけ早いタイミングでとり入れることが、美肌のためのポイントになりますよ。
2.エラグ酸
皮膚に紫外線が当たることで、基底層にあるメラノサイトが活性化され、チロシナーゼという酵素の働きでメラニン色素が作られることにより、シミができます。エラグ酸はチロシナーゼ酵素の働きを抑えて、シミができるのを防ぎます。メラニン色素の沈着を防ぐ働きのあるビタミンCも含まれますので、相乗効果で美白が期待できます。もちろん、エラグ酸にも抗酸化作用も期待できます。
3.有機酸
リンゴ酸やクエン酸といった有機酸が、疲労回復に役立ちます。また、クエン酸にはカルシウムの吸収をよくしてくれる働きもあるため、ヨーグルトに加えるほか、食後にいただくことで、骨のアンチエイジング効果も期待できます。
4.ビタミンC
少ないながらも、ビタミンCも含まれます。抗酸化作用や美白効果のほか、体内でのコラーゲン生成を助けてくれますので、タンパク質をとりいれた食事の後にいただけば、コラーゲン合成も高まり、シワ・たるみの予防になります。
5.カリウム
豊富に含まれている栄養素といえばカリウム。余分なナトリウムを排泄して血圧を低下させるほか、むくみの改善・予防に繋がります。塩分をとりすぎたときは、特にとりいれたい成分です。

ザクロの効果を活かす、ベストな摂取タイミング!

1.食後に
食事からとりいれたタンパク質と、ザクロのビタミンCにより、コラーゲンの生成が促され、肌のハリや弾力に役立ちます。
2.ヨーグルトと一緒に
ヨーグルトのタンパク質とザクロのビタミンCでコラーゲンの生成が促されるほか、ザクロのクエン酸がヨーグルトのカルシウムの吸収を高め、骨のアンチエイジングにつながります。
3.外出から帰宅したとき
紫外線に当たることで発生した、活性酸素を除去します。
4.ストレスを感じたとき
ストレスと闘うビタミンCが含まれているため、ストレスにより発生した活性酸素もビタミンCが除去してくれます。

脚光を浴びる「エラジタンニン」とは?

ザクロに含まれる「エラジタンニン」という成分が脚光を浴びています。ネイチャー・メディスン誌によると、この成分が体内の細菌によって分解されウロリシンAに変化すると、アンチエイジング効果が生じることが、スイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究チームが発表したそうです。
この実験ではウロリシンAを高齢のマウスに与えたところ、ランニングの持久力が平均42%向上したそうです。動物実験での研究ですので、その効果をヒトに置き換えることはできませんが、今後の研究に期待が高まりますね。アンチエイジング効果が期待されている果実だからこそ進んでいるこれらの研究。ますますザクロに目が離せませんね。

沒有留言:

張貼留言