2015年6月23日 星期二

調査報告3 研究の未来を覗く 「リポソーム」の新たなる可能性_KOSE'

調査報告3 研究の未来を覗く 「リポソーム」の新たなる可能性

「リポソーム」は、20年たった今も進化を続けている!

>ある程度の大きさのカプセルを作ってから ->超高圧処理装置を使って、粒形をコントロールさせながら、小さなリポソームにしていくんです。
リポソームサイズの液は小さい穴もすっと通る!
>リポソームを優秀な「容器」として利用するために硬さや大きさ、形状などを、変える研究に取り組んでいます。多重層のリポソームが肌の角層深部へ進むと、だんだんたまねぎの皮がはがれるように膜が壊れて、中の美容成分がしみ出し、広がっていきますよね。 例えば、角層の浅い部分に即効的に放出させたいときは壊れやすく、深い部分までも浸透させたいときは壊れにくくといった様に、目的によってカプセルの膜の特性をコントロールしています。
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リポソームと複合化させる油脂の選択によっては、すごく柔軟性が出ることも分かっています。柔軟性を持たせたリポソームは、角層の間を通っていく際に、普通のリポソームよりもアメーバの様に柔らかく、どんどん入っていくんです。

>リン脂質素材は
天然物由来のため、性質がばらつくなど化粧品には向いてないと考える研究者は多かったんです。

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プラスの電荷を持つ多重層カプセルを作る研究があります。マイナスに帯電している髪に、このカプセルを配合したヘア美容液をなじませると、成分がくっつきやすく、入りやすいのがポイントです。

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うるおいを逃がさない効果を狙うなら、リン脂質の構造を球状でなくて、お菓子のミルフィーユのような層になった板状構造にすると効果的です。この構造は保湿力のカギとなる細胞間脂質に良く似ていて、角層の間を埋めて健常な肌に近づき、保湿力が格段にアップします。リポソーム技術はたまねぎだけではない

近い未来は、美白やエイジングにも「リポソーム」が活躍

>リポソームは安定したカプセルですが、肌の中の分解酵素や汗、アミノ酸、またビタミンCやコウジ酸などの効果の高い成分などによっても組成が壊れたりすることがあるんです。

>はい。一例ですが、リン脂質を
リゾリン脂質という成分に代えてリポソームを作ると、今までは難しかった色んな成分を配合出来ることがわかりました。
このようにいろいろな成分に対応できるようにしたり、効かせる部位時期をコントロールしたりと、まだまだ無限大にリポソームの可能性を広げることができます。

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