健康に美しく！健康長寿のためのチョコレート活用術_スキンケア大学

健康に美しく！健康長寿のためのチョコレート活用術

夏の美容…チョコレートで夏美人になろう！

抗酸化作用だけじゃない！カカオポリフェノールの嬉しい効果

・抗酸化作用
産地からもわかるように、強い紫外線を浴びて育つカカオの抗酸化作用は強く、私たちもそのカカオ豆を原料としたチョコレートからカカオポリフェノールを摂ることで抗酸化作用も働き、アンチエイジング効果を発揮してくれます。シミやしわ、たるみなどの肌老化を予防したり、動脈硬化やがんの予防にもつながったりします。

・血圧低下作用
最近実施された日本人を対象とした大規模臨床試験の結果によると、血圧低下作用があることも分かってきました。カカオポリフェノールの抗酸化作用が血管を広げて、滑らかに、しなやかにする効果があり、血流を良くしてくれることから血圧低下作用につながるそうです。

・ピロリ菌も抑える！
カカオポリフェノールには病原菌を抑える働きもあり、口腔内では虫歯菌を抑え、胃ではピロリ菌を抑えることが分かってきました。

・認知症の予防
ヒト臨床試験でも、うつ病やアルツハイマー型認知症、記憶・学習などの認知機能との関連性が報告されているBDNF(脳由来神経栄養因子)が有意に増加したそうです。チョコレートの何による作用なのかは、まだ解明されていないそうですが、自律神経を調節する働きがあり、リラックス効果がある苦み成分のテオブロミンとの関わりもあるようです。

おやつにもっとチョコレート

ポリフェノールは食べてから1～2時間後に血液中の抗酸化成分が増加し、3時間経つと元に戻ってしまうため、チョコレートに限らず、いろいろな種類の食品からこまめにとりたい成分です。

チョコレートには、汗と一緒に流れ出てしまうビタミンB2やナイアシン、抗酸化作用のあるビタミンEなどのビタミン類や、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などのミネラル、食物繊維も含まれていますので、夏の美容と健康のためにも積極的にとり入れたい食品です。