2015年7月27日 星期一

敏感肌 汗でかゆくなる理由と対策_スキンケア大学

敏感肌 汗でかゆくなる理由と対策

汗で痒くなる理由

梅雨の時期から真夏にかけて、敏感肌さんにはまた一つ厄介なことが。それは、“汗”。汗をかくことで「痒み」に悩まされる時期でもあります。
汗をかくことはとても大切なことなんです。それは、体内の老廃物を排泄し肌の透明感が、増すので美白効果をもたらすからです。また、汗を出すことで、皮膚温度を下げるという役割があるからです。
では、上記のように私たちには欠かせない「汗」なのにどうして痒くなってしまうのでしょうか。汗はアルカリ性です。そのため、放置することで、お肌表面が外的環境に直接触れやすくなり、細菌が繁殖しやすくなって痒みが出やすくなるのです。

どうすれば汗で痒みがでなくなるか

ではどうすれば私たちにとって必要な汗をかきながら、痒みを感じないお肌になるのでしょうか?それは、他の肌の働きとのバランスが大切特に「皮脂」を排泄させることは大きなポイントになります。
なぜならば、アルカリ性の「汗」と、酸性の「皮脂」が混ざり合うことで弱酸性の“皮脂膜”が出来るからなんです
この“皮脂膜”は、
水分蒸発を防ぐ
・ある程度の紫外線を防御
・菌の繁殖を防ぐ
というまるで天然乳液のような役割があるので、乾燥しにくくなるだけではなく、外的要因から守ることで抗菌され痒みが出にくいお肌となるということなのです。
だから皮脂膜がないと、お肌表面のアルカリ性になり、痒みを伴い、痒くて掻いてしまうため角質層が薄くなりやすくなり、敏感肌が悪化するという悪循環の元にもなるというわけです。

皮脂の排泄方法

では、皮脂膜をつくるために、皮脂を分泌させやすくする方法をお伝えしますね。
《お手入れ編》
1)洗顔後、お肌につけず限界まで放置してみましょう。
2)油分の配合されているスキンケアの休止がおススメ。限界が来たときのお手入れは、できればノンオイルのゲル状のものがおすすめです。
 お肌は元々油分が足りなければ自ら皮脂をだそうと働きます。ですから、なるべく油分は使わない、若しくは塗る機会を減らし甘やかさない様に心がけて自らの皮脂を分泌させる環境を作りましょう。
《生活編》
1)半身浴を行いましょう。夏でも半身浴を行うことで、皮脂の分泌を高めやすくなります。夏の方が、代謝が上がっているので皮脂分泌力は高まりやすいです
《食事編》
1)動物性脂肪…チーズ、卵など
2)植物性脂肪…ナッツ類、アボガド、オリーブオイルなど
上記を積極的に摂取することもお勧めです。これで、皮脂の分泌を促します。

それでもまだ痒みがでたら?

以上が、皮脂分泌を促す簡単な方法です。でも、すぐに皮脂の分泌ができるわけではありません。痒みと戦わなければならないときもまだまだあるはずです。そこで、最後に痒みが出る前・痒みが出たときの対策方法をお伝えしておきますね。
●痒みが出る前
コットン生地の柔らかいタオル(ハンカチ)を使い、お肌をこすらず汗を吸い取るようなイメージで取り除きましょう
●痒みが出たとき
痒みが出たときはまず、お肌は掻かず、冷やしましょう。清潔なタオルを水で濡らす、若しくは、保冷剤をタオルで包み、痒みのある箇所にやさしく置いて冷やします。
※保冷剤を直接お肌に触れないでください。凍傷の原因となります
是非、日常で「皮脂」を排泄を心がけ、皮脂膜を作る環境を作りながら、健康肌を目指していってください。

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