2015年7月27日 星期一

話題の美容物質!これから化粧品開発されるかも!?注目のキーワードは?_スキンケア大学

話題の美容物質!これから化粧品開発されるかも!?注目のキーワードは?

ヒートショックプロテイン(HSP)

私たちの体の中にある大切な酵素などのたんぱく質は熱に弱いものが多く、熱によって変性、変質して効果を失ってしまいます。ヒートショックプロテイン(HSP)はそのような熱ストレスに対してたんぱく質を守る働きのあるたんぱく質(分子シャペロン)として発見されました。
HSPには様々な種類があり、たとえばHsp47はコラーゲンの産生にとても重要な働きをしており、シワに関係するため化粧品でも注目されています。
またHsp70は皮膚を温めることにより体内で増え、シワの予防に効果があるという報告がされています。温めると良いということで40度~42度のお風呂に入ると良いという入浴法が話題になっています。まだまだ今後の研究に期待したいところですが、HSPを増加させる化粧品というのも今後は増えてくるかもしれません。

フィラグリン

フィラグリンは皮膚のバリア機能にとても大切なたんぱく質で、ケラチン線維と結びついて角質層でバリアを形成します。またフィラグリンが分解されて天然保湿因子(NMF)が生じますので、NMFのもととなる物質です
したがってフィラグリンはセラミドと同じく角質層の形成や角質のバリアにとても重要で皮膚の保湿力に欠かせない物質です。アトピー性皮膚炎の患者さんはこのフィラグリンの合成が少なく、アトピー発症の一因であるとも言われています
NMFの重要性は今までも認識されてきましたが、フィラグリンを増やして正常にする化粧品というものも、今後はお肌の保湿力維持・向上に効果があると注目されることでしょう。

サーチュイン遺伝子

サーチュイン遺伝子は長寿遺伝子抗老化遺伝子と言われ、寿命や老化に深くかかわる遺伝子であると言われています。カロリー制限やレスベラトロールのようなポリフェノールで活性化され、若々しさを維持する効果があると注目されています。とても夢のような働きをする遺伝子ですが、ヒトでの作用はまだよく研究が進んでいないようです。
しかし、サーチュイン遺伝子を活性化する成分はレスベラトロール白藜芦醇をはじめ、数多く研究されており、今後は化粧品にもサーチュイン遺伝子を活性化する効果をうたった製品が登場するのではないでしょうか。今後の動向が気になる物質のひとつです。

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