■チョコレートで心血管疾患リスクが減少
イギリスの研究グループが、チョコレートを全く食べない人に比べて、チョコを食べている人は心血管疾患のリスクが11%下がり、さらに心血管疾患による死亡リスクは25%も下がることがわかりました。
ここで、日常的にチョコレートを食べている人の量は一日平均で7g程度で、多い人でも最大で100gとなりました。
■チョコレートの認知症予防効果に期待
また、日本でもチョコレートの健康効果に関する調査が行われています。カカオポリフェノールを多く含むチョコレートを毎日25g摂取してもらい、体の変化を調べました。それによると、チョコレートの摂取によってBDNFと呼ばれ、脳細胞の増加に必要とされるタンパク質の数が上昇することが明らかとなりました。
このBDNFは脳にとって重要な栄養分であり、BDNFの減少がうつ病や認知症に関連があるとみられている成分。つまり、チョコレートの摂取が脳の神経細胞活動を促進させ、うつ病や認知症の予防に効果があるのではと今注目を集めています。
■チョコの何が良いの?
チョコレートの原料となるカカオ豆には、抗酸化成分であるカカオポリフェノールが多く含まれています。そのカカオポリフェノールには血管を広げたり、血中のコレステロールの酸化を抑えたりする働きがあり、チョコレートを食べると血圧が低下すると言われています。
またカカオポリフェノールを摂ると、血液中のストレスホルモン量が軽減することもわかっています。
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