2015年7月25日 星期六

防腐剤無添加はウソ?ナチュラルコスメの真実_スキンケア大学

防腐剤無添加はウソ?ナチュラルコスメの真実

ナチュラルコスメには植物から抽出されたオイルやエキスなど、植物由来の成分が多く配合されていますよね。植物はいずれ枯れ、さらに腐っていきます
また、美容成分として有名なヒアルロン酸やコラーゲンなどは、雑菌からすると栄養たっぷりのごちそうです。つまり、そのままでは化粧品はすぐに腐ってしまいます。そこで、製品が腐らないように防腐剤を配合しています。
防腐剤無添加で作れる化粧品は、洗顔パウダーなど水分を含まない粉末や固形品。或いは、石けんのような強アルカリ性を示すものなど、ごく一部の化粧品に限定されます。

防腐剤の種類は?

一般的な化粧品の防腐剤というと、「パラベン」や「フェノキシエタノール」などが有名です。これらの成分は石油系防腐剤であり、配合量が多いと肌への刺激が強くなるため、製品に配合できる上限値が定められています。
さらに、パラベンは旧表示指定成分でもあり、ごく稀にアレルギーを引き起こす可能性がある成分とされています。これらの防腐剤は、非常に強い殺菌作用を持っている反面、一部の敏感肌の方には肌荒れを起こしてしまう場合があります
ナチュラルコスメでも、これらの石油系防腐剤を配合した製品がありますが、多くはローズマリーワサビなど、抗菌作用をもった植物エキスを防腐剤として使用しています。ただ、難点なのが、パラベンやフェノキシエタノールなどに比べて、抗菌作用が緩やかなこと。単独では防腐力が弱いため、いくつかの防腐剤を組み合わせて防腐力を高めています。

フレッシュな状態を維持するには?

化粧品をフレッシュな状態で使い続けるにはどうしたらよいでしょうか?
まずは、保管環境ですが、極端に高温や低温直射日光の当たる場所での保管はやめましょう。ナチュラルコスメに多く配合されている、植物由来の成分の多くは非常にデリケートです。温度や湿度の急激な変化で、匂いや色などが変化しやすくなります。
次に、使用時に意外とやりがちなのが、多く出しすぎてしまった化粧品を容器に戻す行為。この行為は、絶対にNGです。なぜなら、どんなに手を綺麗に洗っても、必ず雑菌が残っています。その雑菌が混ざった化粧品を容器に戻せば、化粧品全体が雑菌で汚染されてしまいます。
ただ、植物由来の防腐剤は抗菌作用は緩やかなので、多くのナチュラルコスメは、外から容器内に雑菌が入らないようなエアレス容器などを採用していることが多いです。もし、お使いのナチュラルコスメがクリームジャーのような、中身が空気や指に直接触れるような容器の場合は、ひょっとすると強い殺菌作用のある石油系防腐剤を使用しているかも知れません。
そして、長期間の保管はせずに、短い期間で使い切るように心がけましょう。もちろん、どこの化粧品メーカーでも、短期間で品質が劣化しないように、製品化の前には厳しい検査を行っていますが、出来れば開封後は3ヵ月~半年間を目安にしましょう

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