一年を通して、もっとも紫外線の強い時期は5月~8月と言われています。特に6月以降8月までの午前10時から午後2時くらいの紫外線は、1月の5倍以上に達すると言われています。曇り空でも、晴れているときの50~80%の紫外線は発生していると言われているので、この時期は要注意です。
紫外線の恐怖
紫外線のメカニズムを説明すると、たった2分間太陽を浴びているだけで紫外線は確実に真皮にまで到達し、瑞々しい肌の要素であるコラーゲンを破壊し、肌のハリや弾力を奪い取ってしまうと言われています。
かたやシミの元になるメラニン色素は、肌の真皮下において紫外線を異物として認識して、紫外線が侵入してこないように防御の意味で発生します。
メラ二ン色素は、新陳代謝が活発な若いときははがれ落ちていきますが、加齢と共に新陳代謝が鈍くなるといつまでも表皮にとどまり、頑固なシミとして皮膚に沈着してしまいます。日に焼けたブロンズ色の肌がカッコイイと思う時は人生のうちでもわずかな時間です。
熟年になってからシミ・シワ・たるみだらけで実年齢より歳老いたボロボロの肌で暮らさなければならなくなります。そして、何より恐ろしいのは皮膚がんの原因にもなってしまうことが分かっています。
加齢による老化は避けて通ることはできませんが、紫外線による光老化はある程度対策が可能です。せめて、光老化による対策は気づいた時点で始めましょう。
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