2015年8月9日 星期日

お肌のための食事意識していますか?スキンケアにかかわる栄養_スキンケア大学

お肌のための食事意識していますか?スキンケアにかかわる栄養

皮膚の構造と栄養

皮膚構造は体表から「表皮」「真皮」「皮下組織」の順に構成されています。
表皮はタンパク質が主成分の角質層と、セラミドという皮脂によるバリア機能があります。このバリア機能により表面がコーティングされ乾燥防止、保水効果、細菌や外傷から身体を守っているわけです。
角質細胞の合成は28日周期で、硫アミノ酸を多く含むタンパク質が必要です。そのためには大豆などの植物性タンパク質だけでは不十分で、動物性タンパク質も必要となり、またビタミンAも重要となってきます。
皮脂(セラミド)は中性脂肪が主成分であるため、偏った食生活では分泌過多に繋がってしまいます。皮脂の分泌過多を抑えるにはビタミンB2(脂質代謝)ビタミンB6(脂肪分解)、ビタミンE(脂質の酸化防止)などの摂取が重要なのです。
真皮は表皮の約10倍の厚みがあり、皮膚の形態維持するコラーゲンからなる膠原(こうげん)線維と皮膚の弾力性の維持するエラスチンからなる弾性線維、それらの間に水分保持のするムコ多糖類が存在します。
コラーゲンは動物の体内に存在する線維状のタンパク質で、皮膚以外にも軟骨や骨、血管などの結合組織を構成しています。コラーゲン入りの食べ物を摂取しても、そのまま真皮に蓄積するわけではないのです。コラーゲンを含むタンパク質は一度アミノ酸に分解され吸収され、体内で再合成されるわけです。
その合成の過程で大事になるのがビタミンCやミネラルの亜鉛なのです。また皮膚の外からコラーゲンを塗っても効果は期待できません。というのもコラーゲンは分子量が大きく、皮膚から吸収されないのです。

栄養の摂り方

上記のようにそれぞれの構造で必要とする栄養が違うわけですが、このようなことを記載すると、それだけを大量に摂れば良いと考えがちです。理想論だけでお話しすれば、摂取する食品の種類は1日に30食品以上であり、1日3食をバランス良くとることであることは皆様もご存知です。
現実的にこれを実行できるかと言われると、なかなか難しいです。
スキンケアで必要とされる栄養素は、
・必須アミノ酸を含むタンパク質
・水溶性ビタミン(ビタミンB群、C、葉酸など)
・脂溶性ビタミン(ビタミンA、K、D、E)
・ミネラル(亜鉛、鉄など)
があります。
これらを過剰摂取しても意味がありませんし、逆に悪影響を及ぼす場合もあります。現在たくさんのサプリメント類が販売されており、上記の栄養素を摂取するのも容易になってきました。
しかし同じ栄養素を含むサプリメントでも、値段の差が非常にあります。大事なのは使用するサプリメントに含まれる栄養素が天然由来か合成物なのか、必要最低限の添加物なのか、含有量がどの程度なのかなどをしっかりと把握することが大事なのです。

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