2015年9月26日 星期六

美肌と健康を叶えるには免疫力アップが決め手!_北川みゆき[スキンケア大学][A]

美肌と健康を叶えるには免疫力アップが決め手!_北川みゆき[スキンケア大学]

秋は免疫力アップが重要

前々回と紫外線により発生した活性酸素を取り除く=美肌対策についてお伝えしました。今回は、抗酸化物質のビタミンA・C・Eとファイトケミカルを摂取することによって、美肌だけでなく、免疫力アップにつながるというお話です。

美肌と健康を司る免疫力って?

 “肌は内臓を映し出す鏡”つまり“肌がきれい=内臓が健康な証拠”といえます。美肌を叶えるには、まず健康な身体を保つということが大前提となります。“健康”を支える三大要素は以下のとおりです。この3つの働きが揃ってはじめて健康が保たれるのです。
■健康を支える三大要素
1.神経…身体の各部に指令を出す監督役
2.ホルモン…身体の機能を高めたり、抑えたりする調整役
3.免疫…細菌やウィルスなどの異物から身体を守る軍隊役
このうち“免疫”は、最も生活習慣の影響を受けやすく生活によってコントロールしやすいといわれています。では、健康ひいては美肌を司る要となる“免疫力”について詳しくみていきましょう。
細菌やウィルスなどの異物から身体を守る免疫反応を司るのは主に白血球が担っています。私たちの普段の生活環境には、様々なウィルスが存在していますが、身体に備わっている免疫システムが正しく働いていればそれらすべてのウィルスに感染することはありません。
例えば風邪を引く原理は、免疫力が低下していると、ウィルスの増殖を防げず感染して風邪の症状が出てしまうということです。免疫力が低下する原因として、加齢、睡眠不足、運動不足、偏った食生活、ストレス等が挙げられます。
免疫力は出生後、徐々に高くなり20歳ころにピークを迎え、40歳でピーク時の1/250歳ではピーク時の1/3に低下するともいわれています。年を重ねるごとに免疫力を上げることを意識した健康的な生活を送ることが健康への近道といえます。

免疫力をアップさせるためにとるべき食材

食事の面で、免疫力アップが期待される抗酸化作用のある野菜についてご紹介します。
1.皮膚や肌の粘膜を強くする食材を摂り、ウィルスを侵入させない
    →βカロテンが多い緑黄色野菜
人参、かぼちゃ、ほうれん草、小松菜、ピーマンなど
※βカロテンは体内に入ると必要な分だけビタミンAに変換され皮膚や粘膜を強くする。
2.免疫システムを司る白血球を活性化させる食べものを摂る
    →ユリ科・アブラナ科の野菜
・ユリ科の野菜…にんにく、玉葱、長ねぎ、にらなど
・アブラナ科の野菜…キャベツ、大根、ブロッコリー、小松菜、水菜、白菜など
※ユリ科の野菜には臭い成分の“硫化アリル”が、アブラナ科の野菜には苦味成分“イソチオシアネート”という抗酸化作用のあるファイトケミカルが多く含まれる。

寒い季節の風邪予防と美肌を叶えるために取るべき食材

秋から冬にかけて、空気の乾燥と寒さから風邪やインフルエンザ、ウィルス性胃腸炎が流行します。感染を防ぐにはうがい・手洗い・マスクが必須ですが、食事の面からも身体を守る食材を積極的に摂り、免疫力を上げてウィルスの侵入を防ぎましょう。
秋に旬を迎える野菜は栄養素の宝庫。さつまいも、さといも、レンコンにはビタミンCが多く含まれています。芋類や根菜類に多く含まれているビタミンCはデンプン質に包まれているため加熱をしても壊れにくい性質があります。
また、冬に旬を迎える小松菜、ブロッコリー、ほうれん草などにはβカロテンが豊富に含まれています。野菜のほか、柿やみかんもビタミンCやβカロテンが豊富です。

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