オリーブオイルの可能性
オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸は、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを維持する効果があり、動脈硬化を予防すると言われています。また、酸化しにくいという性質もあります。
さらに、オリーブオイルには果皮や種に含まれる抗酸化物質が溶け込んでおり、200種類以上の微量成分が含まれていると言われています。その中でも、オリーブオイルの苦みや辛みの元となっているポリフェノールが、アンチエイジングに効果的として注目されています。
抗酸化力の高いビタミンAやEも豊富なオリーブオイルですが、ビタミンEはポリフェノールと一緒に摂取すると、更に抗酸化力が強まる性質があります。ビタミンA、Eは油に溶けやすい脂溶性のビタミンなので、油脂と一緒に摂ることで吸収率が上がりますが、オリーブオイルの場合、そのもの自体に溶け込んでいるため、その点効率が良いようです。
また、脂肪酸の構成が母乳に似ていることから、非常に消化がよく、離乳食にも利用可能です。その他、内蔵の働きを高めたり、胃での停滞時間が他の油に比べて短くもたれない。腸の働きを活発にし便秘解消にも効果的で、肝臓やすい臓において消化酵素をよりよく生産し促す。内蔵の粘膜細胞の炎症を鎮めたり、糖尿病の食事療法へも他の食品との組み合わせにより推奨されるなど、オリーブオイルの様々な可能性に注目が集まり、現在いろいろな検証が行われているようです。
正しいオリーブオイルの選び方
まずはっきりと申し上げれば、EXVオリーブオイルでしかこの効果は期待できません。日本ではEXV以外にオリーブオイル、もしくはピュアオリーブオイルとして販売されているものもあります。 これらは、良い部分も取り除いてしまった精製オリーブオイルとEXV、もしくは品質がその下のランクのヴァージンオリーブオイルをブレンドしたものだからです。極端な話、99.9%が精製オリーブオイルで、0.01%がEXVもしくはヴァージンオリーブオイルだとしても販売することが可能で、オリーブオイルやピュアオリーブオイルを名乗れるそうです。
そういったことからも、健康や美容のためにはEXVオリーブオイルが断然良いということになります
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