2015年9月6日 星期日

シミにそっくり、だけど全く別物!「肝斑」の正しい治療法_スキンケア大学

シミにそっくり、だけど全く別物!「肝斑」の正しい治療法

肝斑とは?

「かんぱん」は、決して肝臓が悪いから起こるシミではありません
肝斑はメラニン色素が広がりシミが目立つ現象のことですが、そばかすや老人性のシミと違い、血管の炎症が原因です。では、血管炎による色素沈着はなぜ起こるのでしょうか?
実は、肝斑の9割は女性、日本人成人女性の4割には肝斑があると言われており、女性ホルモンが大きく関与しています。それ以外の原因としては紫外線による日焼け、肌に合わない化粧品による刺激などで、血管が炎症を起こし、ダメージを受けた毛細血管が枝分れをすると、その刺激がメラニンを刺激し、肝臓の形のようにメラニンが広がっていきます。

焼くのはNG!肝斑の正しい治療法

肝斑は「炎症由来のシミ」です。決して、焼いて取ってはいけません。
これまでのレーザーは、強いビームでシミを焼き、かさぶたを作って焼き切る方法でした。これを「肝斑」に行うと、肝斑の原因である炎症がかえって悪化してしまい、濃くなる傾向があります。
それを改善した方法が「レーザートーニング」です。「レーザートーニング」では、トップハットビームというレーザーの先端に熱が集中しない方法で照射をすることで、メラニンを少しづつ分解をしていきます熱だまりができにくいので、炎症を悪化させずに色素を分解していきます。1回で10%~15%、2週間かけて自然に薄くなるので、2週間おきの照射を5回程度、繰り返します。

肝斑治療には「トラネキサム酸」

歯槽膿漏対策の歯磨き粉や風邪薬で有名な「トラネキサム酸」を、肝斑の治療薬として使います。その理由は、肝斑の原因は血管の炎症であることがわかっているので、炎症止めを使うことで炎症が抑えられ美白効果があるというわけです
肝斑のためにトラネキサム酸を使う場合には、イオン導入・塗布・内服の3つの方法があります。その中でも、内服は有効な方法で、トラネキサム酸(トランサミン)をビタミンC などの錠剤と一緒に内服すると効果的です

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