食材のアロマによる効能_スキンケア大学

食材のアロマによる効能

梅雨時期のストレス解消法

一般的にイライラしたときには、カルシウムやビタミンB群、ビタミンCなどを含む食材がよいとされており、乳製品や小魚、レバーや大豆、ホウレンソウなどがあげられます。これらの食材には脳にとって必要な栄養素や、神経の伝達機能を助ける働きをもつ栄養素が含まれています。

しかし今回は、個人的にリフレッシュ効果としては即効性を感じている、アロマの観点からイライラ解消にオススメの食材をご紹介したいと思います。

柑橘類のアロマ効果

柑橘類の香りがする製品は多く、みなさんもその香りに癒されたことがあると思います。柑橘類で代表的なものといえばオレンジとレモンですが、それぞれどのような効果があるのか少しだけご紹介したいと思います。

＜オレンジ＞
オレンジの香りを嗅ぐことで、リフレッシュ効果とリラックス効果があると言われています。漢方の原料としても陳皮が使われるように、皮には健胃、鎮咳などの効果があるそうです。最近では、皮にはβ-クリプトキサンチンという抗酸化成分が含まれていることもわかってきており、美肌の点でもオススメです。

＜レモン＞
レモンの香りと言えば、なんといってもリフレッシュ効果で、集中力を高めるにはもってこいの香りです。レモンと言えばビタミンCが代表的な栄養素ですが、皮の部分にポリフェノール成分が含まれていることがわかりました。抗酸化作用があるポリフェノールが含まれているのですから。

お酒でリフレッシュ

皮にも栄養のあるオレンジやレモンですが、個人的にはお酒として取り入れるのが、リフレッシュ効果が一番高まります。

例えばレモンの皮で作られたリモンチェッロなら、自宅でも作ることが可能で、皮と砂糖で作ったシロップ、ウォッカを混ぜ、漬け込むだけで立派なレモンリキュールができあがります。