「思春期のニキビ」と「大人のニキビ」の違い
みなさん、こんにちは。今回は「大人のニキビ」を簡単に治す方法です。
思春期のニキビの特徴は、皮脂の分泌が多い額や鼻回りにかけて多く出現します。
思春期には、ホルモンの関係で皮脂が大量に分泌されます。皮脂は毛穴をとおして皮膚表面にでてくるので、毛穴が詰まりやすくなります。毛穴が詰まったところにニキビ菌が繁殖して、思春期のニキビが発生するのです。
一方、大人のニキビの特徴は、顎からフェイスラインにかけてのいわゆるUゾーンにニキビが出ます。大人のニキビの原因は、女性ホルモンのバランス、化粧品、ストレス、暴飲暴食、睡眠不足等、様々ありますが、最終的には「乾燥」です。
大人のニキビにお悩みの方は「ニキビは洗って、ニキビ菌や毛穴のつまりをとり除かなくちゃ~!」と一生懸命洗う方が大半です。
ゴシゴシ洗うことは、皮膚のバリア機能を低下させ、乾燥を招いてしまうため、角質がゴワゴワします。角質に水分がたりないと、毛穴がつまりやすくなります。こうして、大人のニキビが発生しやすくなる悪循環を生みだすのです。
お肌を乾燥させないことが大人ニキビ改善のカギ
解決方法は簡単です。
1.洗いすぎない。 具体的には、洗顔石鹸の泡で洗う時間は1分以内が適当です。お肌を擦らないで泡でフワフワ洗うイメージです。
2.お湯で顔をすすがない。 お湯でお顔をすすぐと、お肌の保湿成分が流れ出てしまいます。冷たく感じるぬるま湯ですすぎましょう。
3.湯船に顎を浸さない。 湯船に顎を浸してしまうと、お肌の保湿成分がスッカラカンになってしまいます。
これらに気を付けて生活すると、お肌の乾燥が改善されます。 毛穴が詰まらなくなり、大人ニキビができなくなります。
日常のこれら注意点を指摘しただけで、 多くの患者さんが大人ニキビから脱却しました。
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