2015年10月3日 星期六

美容成分・用語_スキンケア大学

美容成分・用語_スキンケア大学

セラミド

優れた保湿成分として、エイジングケアでも大活躍なのが「セラミド」。表皮の角層にある細胞と細胞の間を埋めるように満たしているのが細胞間脂質で、その約40%を占めている保湿物質がセラミドなのです。
このセラミドは、水分を保持するパワーがとても高いとされています。しかし、年齢とともにセラミドも減少していくので、肌は乾燥しやすくなっていきます。そこで、水分を蓄える部分の主成分と同じ成分を与えることで、高い保湿効果を発揮。乾燥する肌を改善するための大切な保湿成分です。

コラーゲン

真皮と呼ばれる肌の奥に存在し、ハリや弾力を保ってくれる働きがあります。しかし、コラーゲンを食べたり、肌に塗ったりすることで、真皮のコラーゲンが補われるというわけではありません。食べ物から摂取した場合は、一度アミノ酸に分解されますし、化粧品として肌に塗った場合は真皮まで届きません。しかし角質内で水分をキープする保湿成分として働いてくれます。
真皮にあるコラーゲンは、年齢とともに減少していくため、肌のハリや弾力の低下につながっていきます。そうならないためにも、体内でコラーゲンを生成させることが重要になってきます。

ヒアルロン酸

保湿成分でも広く知られている「ヒアルロン酸」は、私たちの体に存在する物質で肌の真皮という部分にも存在しています。ヒアルロン酸には水分をぐっと抱え込む特徴があり、200倍~600倍もの水分を蓄えるパワーを持っていると言われています。ヒアルロン酸の化粧品で肌に塗った場合、真皮まで届くことはありませんが、角質内で保湿成分として働いてくれます。
しかし、年齢とともに真皮のヒアルロン酸は減少してしまいます。そのため、肌のハリや弾力が落ちてシワやたるみを引き起こしてしまう原因になってしまうのです。

エラスチン

実はこの物質も、コラーゲンやヒアルロン酸と同じく、真皮に存在しています。真皮の約70%を占めるのがコラーゲンなのにたいし、エラスチンはコラーゲンを束ね真皮のハリを支える重要な部分。エラスチンは弾性繊維とも呼ばれています。つまり、肌のハリや弾力には、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンが鍵なのです。
そんなエラスチンには強い保湿力があるため、化粧品にも配合されることがあります。化粧品として塗った場合は真皮までは届かず、角質内で水分を保湿するよう働いてくれます。

アミノ酸

アミノ酸とは、私たちの皮膚や髪、体を構成する重要な存在。そして、私たちの体をつくり健やかな状態を維持するのにも、欠かせないものです。そんなアミノ酸は、保湿成分としても活躍してくれるのです。というのも、肌のハリや弾力の要となる真皮のコラーゲンを、体内で生成するときに必要なのがアミノ酸。そう、コラーゲンなどの素となるアミノ酸を補うことで、天然保湿成分の原料となって働いてくれるのです。

ビタミンC誘導体

美白成分だけでなく、抗酸化成分としても効果が期待できる優秀成分が「ビタミンC誘導体」です。これは、通常のビタミンCをより肌に吸収されやすい形に変えたものです。
美白成分としても人気が高いのはもちろん、ニキビの炎症を抑えたり、毛穴の開きやシワなど、肌トラブルを改善してくれるパワーを持っています。エイジングケアにも欠かせない成分です。

アルブチン

紫外線の影響により生成されるメラニン色素は、働き出すのにチロシナーゼという酵素が必要になります。アルブチンは、このチロシナーゼの働きを抑えることで、メラニンによる色素沈着を防ぎます。また、ビタミンCとの相性がよく、美白成分として同時に使うと相乗効果が期待できるとも言われています。

リノール酸

通称「リノレックS」とも呼ばれる「リノール酸」は、紅花油をはじめとする植物油から抽出される美白成分。私たちの体にとっても必須脂肪酸として欠かせない存在です。
リノール酸の美白効果は、メラニン生成を促すチロシナーゼ酵素の働きを抑えるだけでなく、分解してしまうという驚きのパワーを持っています。まさにシミの元となる部分にアタックするので、根本的な美白ケアが可能です。
そんなリノール酸は、女性にとって悩ましいシミ「肝斑(かんぱん)」のケアにも注目されています。

TXC(トラネキサム酸セチル塩酸塩)

紫外線を受けたとき、肌がメラニンの生成を促すのをストップさせるのが多くの美白成分です。しかし、TXCはシミにならないレベルまで、メラニンの過剰な生成を食い止めてくれるのが特徴。
あの世界ブランド「CHANEL(シャネル)」が、開発した薬用美白成分。その効果が認められて、日本でも承認されました。

コウジ酸

コウジ酸の「コウジ」とは、日本酒や味噌、醤油づくりで使われる「麹(こうじ)」のこと。麹を扱う職人たちの手が白くキレイであるという理由から、麹菌由来の成分を発見。それから開発されたのがコウジ酸でした。
このコウジ酸にも、メラニンの生成を促進するチロシナーゼという酵素の働きを抑制するという効果があります。
一時期、発がん性を疑われて製造禁止になりましたが、医薬部外品や化粧品レベルでの濃度では危険性がみられないということで、安心して使用することができます。できてしまったシミを改善するといわれ、皮膚科などで処方されるクリームにも使われています。

エラグ酸

こちらも美白成分としてよく使われるエラグ酸。実はイチゴから抽出される美白成分で、抗酸化力の高さも注目されています。
美白効果としては、メラニン色素の働きを促す酵素・チロシナーゼを抑える作用があります。また、メラニン色素の活動を促進させる活性酸素から守ってくれる効果も期待できます。
高い美白効果を持っているものの副作用が懸念されて、高濃度に配合されている化粧品がないとも言われています。

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