美容液の成分表示_美的
Q2箱の裏に成分名の羅列…。何をどう見ればいいのか、ルールがわかりません!
A医薬部外品以外は、配合量が多い順に並んでいます
「薬事法によって、化粧品は配合した成分のすべてを外箱または容器に表示するよう定められています。その表示ルールは、配合量が多い順です。ただし、配合量が1%以下の成分については順不同で、基本的に化学名が、カタカナあるいは漢字で記載されます。
注意点としては、油と書かれていても油ではないものがあること。例えばPEG-25ヒマシ油は界面活性剤、ステアリルアルコールとベヘニルアルコールはエタノールのようなアルコールらしいアルコールではなく、固形油分です」(鹿子木さん)
「防腐剤はパラベンなどの表示がない場合、抗菌性をもつアルコール類や植物エキスを組み合わせて代用している場合もあります。ヘキサンジオール、ユーカリ油、スペアミント油、茶エキスなどがその一部です。また特殊な技術を使うことで界面活性剤を配合せずにすむ場合があります。
ところでちょっと勉強した人が全成分表示を見たときに最も多い勘違い、それは例えばフェノキシエタノールなど、~エタノールという文字を見つけると=アルコール入りだと思ってしまうこと。敏感肌の人が避けたい、いわゆるアルコールは、エタノールと表記されるんです」(村本さん)
全成分表示のパターンは、「美容液」「無添加系」「オーガニック系」「100%単一成分」「医薬部外品」の5種類。次のページから見所を解説します!
最も一般的な「美容液」の成分表示
水で始まり防腐剤→香料→着色料で終わる
水を筆頭に、グリセリン(保湿効果があり、ややベタつく多価アルコール)、BG(保湿効果があるサラサラの多価アルコール)、エタノール(サッパリ感が出るアルコール)、水添ポリデセン(サッパリ感触の油性成分)、ジメジコン(スルスル感触を出すシリコン)、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル(しっとり感触のエモリエントオイル)、PEG–90M(保湿剤)、キサンタンガム(増粘剤)、水溶性コラーゲン(保湿剤)、ラウリルベタイン(界面活性剤)が並ぶ。以下は美容成分→添加剤と続く。
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