「肌あれを防ぐ」肌あれの有効成分__美的
アクネ・ニキビの有効成分
「アクネ・ニキビ」という言葉は、アクネやニキビに効くと厚生労働省が認めたイオウ・サリチル酸などの角質柔軟成分やグリチルリチン酸などの消炎成分を配合した医薬部外品でなければ表示や訴求ができないルールになっている。
イオウ
ニキビの部分に積もった角質を優しく溶かす
アクネ菌を殺菌しつつ、角層を柔らかく整え毛穴の詰まりを防ぎ、皮脂分泌を抑制するなど、ニキビケアのために存在するような万能成分。肌を乾燥させる性質があるので思春期のニキビケアに最適。皮脂ではなく乾燥から始まる大人のニキビ＝吹き出物には、あまり向かないという説も。
素肌だけでなくメークの上からも｡エテュセ 薬用アクネ クリアスポッツ スーペリア〈医薬部外品〉 15g ￥2,625
グリチルリチン酸ジカリウム、イプシロン-アミイオウTXC アルブチンノカプロン酸､Ｄ–パントテニルアルコール､ニコチン酸アミド､トコフェロール酢酸エステル
角質柔軟成分と消炎成分など複数の薬剤が
アクネを抗炎症剤（グリチルリチン酸ジカリウム・イプシロン-アミノカプロン酸・D-パントテニルアルコール）で炎症を鎮め、肌あれを防ぐ細胞賦活剤（ニコチン酸アミド・トコフェロール酢酸エステル）で傷を修復するという2段構えで有効成分が配合されることも。
５つもの有効成分を配合。ロート製薬 アクネロジー アクネケア化粧液〈医薬部外品〉 170㎖ ￥3,100
肌あれの有効成分
「肌あれを防ぐ」という表記も、その効果が認められている成分による医薬部外品でないと認められない。薬剤にはアラントインやグリチルリチン酸などがある。
アラントイン
炎症を鎮めつつ、できた傷を回復させる
そもそも肌あれとは、皮がめくれたかのような重度の乾燥状態のこと。つまり肌あれ防止剤には、細胞を修復し､皮膚の傷を回復させる効果がある。アラントインは、薬草として知られるコンフリーの根などから抽出されるが、天然ではない化学合成品もある。医薬品では、特に目薬の成分としてメジャー。
敏感肌におすすめの美容液。花王キュレル 潤浸保湿 美容液〈医薬部外品〉 40g ￥2,415（編集部調べ）
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