2015年11月15日 星期日

吉木先生の銀座の皮膚科医本音のビューティレッスン 2013年11月号掲載vol.41_beasup

吉木先生の銀座の皮膚科医本音のビューティレッスン 2013年11月号掲載vol.41_beasup

小さな肌トラブルにかまっている間に老化は肌の奥で音もなく進む


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細かいアラ探しをしている間に肌老化は進む

あなたの肌悩みは何ですか? ビーズアップ世代では、小さなシミや鼻の毛穴などを気にする人が多いよう。でもこのような小さな肌トラブルを気にして、肌全体に目を向けない人が多いことが、いつも気になります。例えば、目の下にうっすら出てきたごくごく小さなシミ。焦って美白コスメをつけてみたりする人が多いのですが、問題はその小さなシミではなく、その周りにあるであろう、無数のシミ予備軍です。
また、鼻の毛穴ばかり気にしてパックなどをする人も多いのですが、その間に肌の奥で、シミやシワの芽は確実に育ちます。大きなシミやくっきりしたシワが現れた日には、それこそ毛穴どころではなくなってしまいます。
誰にでも訪れる老化。シミやシワと一生無縁ではいられない。それは分かっているけれど、今の小さな肌トラブルばかりに目がいってしまう人が多いのではないでしょうか。
全体の老化を考えずに肌の細かいアラを探してケアするのは、まずは、家の構造を維持することが大事。肌も、肌の土台となるコラーゲンの構造を維持することが最優先事項です。


老化は音もなく、でも確実に忍び寄る

コラーゲンを守るために、今からできることは何でしょう。一番大事なのは、紫外線対策です。夏だけでなく、年中降り注ぐ紫外線。肌老化の60%以上は紫外線によると言われます。顔はファンデーション、体は衣類で覆いましょう。日焼け止めも有効ですが、よほどたくさん(顔全体で500円玉大くらい)塗らないと、充分な効果は得られません。
次に生活管理です。睡眠不足や食事の偏りはコラーゲンの生産を妨げ、老化を早めてしまいます。コラーゲンを飲むという人もいますが、そのまま肌のコラーゲンにはなりません。バランスが良い食事の方が重要です。

さらに積極的なエイジングケアも、20代から始めても、決して早すぎるとは言えません。ピーリングは肌の代謝を上げ、老化対策に有効です。AHA配合のピーリングコスメで週1回のピーリングを。美顔器を使った、ビタミンCイオン導入もオススメです。さらに目元は、レチノール配合の美容液を。化粧品でのケアは、基本的に“予防”です

完成したシミやシワを化粧品で“消す”ことは難しいので、肌老化がハッキリ現れるより前から使うことが必要です。「目立つシミやシワもないのに、そこまでしないといけないの? そんなことより毛穴が気になる!」と言うアナタ。

解決策1小さいシミ、毛穴だけにこだわらない
解決策2最大の老化対策は紫外線カットにあり
解決策320代からの老化対策は決して早すぎない

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