2015年11月16日 星期一

吉木先生の銀座の皮膚科医本音のビューティレッスン 2014年1月号掲載vol.43_beasup

吉木先生の銀座の皮膚科医本音のビューティレッスン 2014年1月号掲載vol.43_beasup

ぷっくり魅力的な唇のために、刺激を避けて正しい保湿を!


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ふと気づく口元の老化に慌てないためにも唇を知って

目力メイクが長く流行中。目元はしっかり描いて、口元は薄いグロスをさっと塗るだけ、というメイクが主流ですが、実は口元の老化 を促進している可能性が。今回は、口元の老化について考えてみましょう。

1:唇の基本構造とケアについて
唇は、表面の角層が薄く、皮脂腺がほとんどないため、乾燥しやすいのです。 また食べ物などの刺激にも、常にさらされています。食べ物がついた場合は、ハンカチやナプキンでおさえ、食後にはリップクリームを塗りましょう。
ティッシュでゴシゴシ口をふく人がいますが、ティッシュの繊維は刺激が強いのでNGです。洗顔の時も、注意が必要。 唇部分は横から見ると、少し前に出ている人が多いので、普通に洗っているつもりでも手が強く当たりがち。 強く触らないようにしましょう

2:唇の縦ジワ
唇の縦ジワは、唇全体が薄くなって痩せてくることが原因です。加齢で皮膚のコラーゲンが減ると、ふくらんでいた風船がしぼむようにシワが寄ってくるのです。
コラーゲンを減らさないためのシワのケアは、今までこの連載で何度も述べてきたように、ビタミンC誘導体やレチノールを含む化粧品が基本です。 ただし唇は薄くて乾燥しやすい部分。これらの化粧品はをそのままつけると、乾燥する可能性があります。 方法としては、寝る前にビタミンC誘導体入り化粧水を唇に少しつけて、その上からワセリンを塗る、レチノール入りのクリームを市販の唇用保湿美容液に混ぜて塗る、などを試してみましょう。


大事なポイントの唇。繊細に扱うことが大事

3:メイクとUV対策について
唇も、UV対策が必須です。メイクの前に保湿のためのワセリンを薄く塗り、その上から唇にもパウダーファンデーションをはたき、さらに口紅をつけると完璧です。 口紅もUVカットになるので、むしろつけた方が良いのです。なおグロスは荒れやすいため、極力避けましょう。

4:下がった口角
口角が下がるのは、口元の筋肉がゆるむためです。表情筋エクササイズなどを提唱する人もいますが、あまり大きく表情を動かすと表情ジワが深く刻まれる可能性が。 空のペットボトルを唇でくわえるエクササイズをしたり、などがオススメです。

5:なめない、触らない
唇が荒れると、なめたり皮をむしったりしてこじらす人が多いのですが、触ると唇が黒ずむ原因に。 まずはワセリンなどでたっぷり保湿し、それでも治らない場合は皮膚科受診をしましょう。

解決策1唇にもシワ対策成分でのケアが効果的
解決策2口紅は塗る方がUV対策にもなり有効
解決策3なめる、皮をむくなどの刺激はNG

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