余った野菜の皮や切れ端、どうしていますか?ほとんどの方が捨ててしまっているでしょう。でも、野菜くずには、美肌や健康づくりに効果的な栄養がたっぷり詰まっているんです!
◆野菜くずを再利用?ベジブロスってそもそも何?
ベジブロスは野菜を意味する「ベジタブル」と、だしを意味する「ブロス」を組み合わせた言葉。つまり、「野菜だし」のことなんです。
実は私たちが普段捨ててしまっている、皮やへたや根っこには栄養がたくさん!
例えば、へたや根っこは、本来であればこれから成長するための部分。その分、その後の成長で使う栄養が集中しているんです。皮には、害虫や土の中の雑菌から野菜を守る働きが。種にもこれから芽を出し成長していくための栄養がたっぷり詰まっているんです。
これらの植物が持つ独自のエネルギーや成分を「ファイトケミカル」といいます。このファイトケミカルには、抗酸化作用や免疫力をアップしてくれる力が。つまり、アンチエイジングや美肌に効果的。近年注目が集まっている栄養素なんですよ♪
このように栄養たっぷりの野菜くず、捨ててしまうだけではもったいないですよね。そこで、それらを活用しようと考えられたのが、ベジブロスなんです。
◆とっても簡単! ベジブロスの作り方
用意するのは両手いっぱい分の野菜くずと、お水だけ。小さじ1杯のお酒のみ! 大きめの鍋に野菜くずと水を入れて火にかけ煮込みます。
野菜の種類によっては臭みが気になる場合もあるので、そのときは料理酒を小さじ1杯ほど加えるのがおすすめ。
弱火で20~30分ほど煮込んだら、野菜を取り除き、ざるでこして完成♪
作ったベジブロスは冷蔵庫で3日ほど、冷凍しておけば約1ヵ月保存できます。
使用するのは、たまねぎやしゃがいもの皮、人参のヘタやきのこの石づきなどがオススメ。色の濃いものや香りのきついものだと、ベジブロスの見た目や味を悪くするので避けたほうがいいでしょう。
お料理のときに、出た野菜くずを何日分かストックして、ある程度たまったら一気に作るというサイクルを作れるといいですね。
◆様々に活用して毎日のレシピに加えよう♪
できあがったベジブロスは、どう活用するかというと、カツオだし、昆布だしと同じように、料理に使うだけ。
またベジブロスとお米を一緒に炊いて作る風味豊かな炊き込みご飯も人気。ほかにもおでんやカレーに加えれば、特別な調味料を入れずともコクがでて美味しくいただけます。
また、コンソメやトマト缶と合わせてスープにアレンジすれば、寒くなるこれからの季節の定番メニューになること間違いなしです。
料理の味付けをまろやかにしてくれる効果もあるので、ピクルスなどの漬物やおひたしにかけて、マイルドな味わいにすると、お子さんでも食べやすくなります。
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