2015年11月22日 星期日

乾燥肌に悩む現代人に朗報!冬のカサカサは○○で解消しよう_スキンケア大

乾燥肌に悩む現代人に朗報!冬のカサカサは○○で解消しよう_スキンケア大

main
最近は1年を通じて乾燥肌に悩む方が増えていますが、特に秋冬は肌がカサカサになりがち。乾燥肌の皮膚は、表面の“うるおい”がなく、柔軟性もなくなり、肌がもろくなっています。簡単にいうと、肌が砂漠のようになってしまっているといることですね。砂漠のように乾いているところに水をあげてもちっともうるおいませんよね。

そもそも、なぜ乾燥肌になるの?

まず、乾燥肌の原因についてご紹介します。
私のクリニックには、アトピー性皮膚炎の患者さんが主に来院されますが、その大半の方が乾燥肌に悩んでいます。最近の研究で、遺伝的にフィラグリンという遺伝子が欠損している人がアトピー性皮膚炎にかかりやすいということがわかってきました。
外来診療では、水分量をはかっただけで「乾燥肌である」と診断するわけではなく、皮膚所見から判断します。乾燥肌は、難しい言葉で言うと「皮脂欠乏症」という病名になります。これは、通常弱酸性に保たれている皮膚のpHが、乾燥によりアルカリ性に傾き、細菌が繁殖しやすくなる状態のことです。
また、髪や衣服が触れる程度の軽い刺激でかゆみを感じる、使い慣れた化粧品で赤くなってしまう、など、小さな刺激に対して敏感になります。では、乾燥肌を改善するには、どうすればよいのでしょうか?
肌を根本から改善するには、遺伝子治療ですが、遺伝子を入れ替えるのは、今の医学ではまだ無理です。そのため、「保湿剤」がメインの治療になります。

乾燥した肌はやさしくいたわって

私のクリニックでも、レーザーなどの治療後に、化粧室で目撃するある行動があります。それは、「“ぱんぱんぱん!”と化粧水を叩き込む様子」。まれに、びっくりするほど力一杯叩いている人がいます。
肌をたたいたり引っ張ったりと、喝をいれるくらいの気持ちでケアしている人は、それは間違い。肌は優しく、そっといたわりながらケアをしてあげてくださいね。同様に、ボディブラシなどでブラッシングするのも御法度です。
また、化粧水をつける際に使うコットンなども、こすりすぎると乾燥させる原因になりますので、乾燥肌が気になる人は注意が必要です。たっぷりの化粧水で水分を補給した後は、美容液とクリームでしっかりふたをすることをお忘れなく。

乾燥肌の強い味方「オイル」を上手に活用しよう!

最近、お風呂あがりに水分がついた状態でオイルを塗るという、オイル美容というのが流行っているようです。ホホバオイルは成分の50%がロウ(ワックス)で、肌からの水分の蒸発を防いだり外の乾燥や刺激から守ってくれるいいオイルですが、ホホバオイルだけでは、ちょっと保湿力が足りないかもしれません。
ワセリンは石油系だから悪いというわけではなく、逆に皮膚に浸透せずに乾燥を防いでくれます。さらに、植物オイルはアレルギーを起こすことがあるので、赤ちゃんの使うベビーオイルのように、ミネラルオイルという鉱物系のものがかえって安心です。
「油焼け」なんていう心配をする人もいますが、それも昔の話。気になる方は、クリニックでプロぺトワセリンやサンホワイトなど、純度が高いワセリンを処方してもらいましょう。プロペとワセリンは、目の中にも使えるほど、純度の高いワセリンです。
これらは、肌が敏感になっているときに化粧の下地に薄く使用すると、数日で肌が持ち直してくれるという患者さんもいます(もちろん個人差はあります)。私は、アトピーの乾燥肌なので、夜に美容液などを塗った上にパックとして使ったりもしています。
肌が乾燥してしまって水分が足りない方は、化粧水で水分やセラミドなどの水分保持成分を与えてから、ボディクリームやワセリンなどで蓋をすると、しっとりしたお肌になります。
ただし、ニキビなどができやすく、オイリーな部分もある混合肌の方は、ワセリンはその部分には使わないように気をつけて下さいね。

沒有留言:

張貼留言