2015年11月15日 星期日

吉木先生の銀座の皮膚科医本音のビューティレッスン Vol.17(2011年11月号掲載記事)_beasup

吉木先生の銀座の皮膚科医本音のビューティレッスン Vol.17(2011年11月号掲載記事)_beasup

荒れてしまったらワセリンも活用、なめない・皮をむかない、も合言葉!

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唇が荒れる人は

まず原因を探そう!
秋メイクの新色が目白押しのこの時期。でも、唇がカサカサで憂鬱、などという人はいませんか? 今回は、メイクが映えるツヤツヤ唇の作り方を覚えましょう。
まず唇が荒れる人は、以下の4つのうちのどれに自分が当てはまるかを考えてみましょう。 
①乾燥…唇全体がひび割れたり皮がめくれたりして、傷口がしみる。冬場に悪化する。
②口唇炎…唇の縁に細かい水疱ができたりジクジクになり、かゆみやピリピリ感がある。季節の変わり目に現れやすい。
③ヘルペス…唇に水疱ができるのは何でもヘルペスと思われがちですが、ヘルペスは、左右どちらか一方に出る特徴をもち、両側にまたがって出るのはヘルペスではありません。左右のどちらかに、米粒半分くらいの大きさの水疱ができることを、数ヵ月~数年おきに繰り返す人は、ヘルペスの可能性があります。
④口角炎…両側の口角が切れたり、皮がむけてくるもの。慢性化しやすい。

自分のタイプが分かりましたか? それぞれの対策ですが、
①の乾燥の場合はリップクリームだけでなく、ワセリンやリップバームをたっぷり塗りましょう。蜂蜜を混ぜて塗るのも○。
②の口唇炎は、体の中の免疫バランスの乱れが原因なので、まずは体調管理が大切。睡眠と食事バランスに気をつけて。ひどくなる場合は、皮膚科で塗り薬をもらいましょう。
③のヘルペスはウィルス性でうつるものなので、皮膚科を受診した方がベター。
④の口角炎は、食事の偏りや疲労が原因になりやすいので、温野菜を摂りましょう。また、いつも忙しい人はリラックスの時間を作って。数ヵ月も口角炎が治らない人は、カンジダという菌がついている可能性があるので皮膚科で検査を。

元々荒れやすい唇は、毎日コマメにガードを

唇は皮膚が薄く、皮脂腺も少ないため乾燥して荒れやすいものです。 その上、メイクや食べ物、紫外線などの刺激にさらされます。
基本のケアとして、乾いたらリップクリーム、それでも治まらなければワセリンなどを塗る習慣をメイクの時はワセリンを薄く塗ってパウダーでおさえてから口紅を塗ると、乾燥と紫外線を両方防げて○。グロスは刺激が強いので、治るまでは控えましょう。口紅は、敏感肌用のものならば、あまり唇を荒らしません。
とにかく唇は、荒れ始めると気にして触る人が多いもの。なめない、濡らさない、皮をむしったりこすり取ったりしない、ということが大切です。めくれた皮は、無理にはがさずワセリンでふやかしてそっと取りましょう。クレンジングや洗顔料も、唇に極力つかないように。
唇は皮膚が薄く、下の血液の状態が透けて見えます。紫がかった唇の人は血行不良ぎみ。タバコや冷たい飲み物などを控えましょう。また、唇の赤みが薄い人は、貧血の可能性が。唇はその人の健康状態も映すものなのです。体の中からキレイになって、うるツヤ唇を目指しましょう。

解決策1荒れる原因をまず探すこと
解決策2リップクリームだけでなくワセリンで保護
解決策3荒れてもなめない、触らない、こすらない

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