2015年11月11日 星期三

吉木先生の銀座の皮膚科医本音のビューティレッスンVol.2(2010年8月号掲載記事)_beasup

吉木先生の銀座の皮膚科医本音のビューティレッスンVol.2(2010年8月号掲載記事)_beasup

毛にばかり気をとられ過ぎず、肌状態も見ながら処理を!


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毛の処理方法は、剃る・抜く・溶かすの3種類

気をつけないと肌を傷めてしまいます。今月は、自宅でのムダ毛処理の注意点を勉強しましょう。
まず、自分で行う毛の処理方法は3種類。剃る・抜く・除毛クリームで溶かす、の3つがあることを知りましょう。ムダ毛処理グッズは無数に売られていますが、この3つの方法のどれかに含まれるのです。

それぞれ、どんな特徴があるのでしょうか。
①剃る・・・最も一般的で簡単な方法ですが、カミソリ負けに要注意。カミソリはどうしても肌に細かい傷をつけてしまうので、そこから赤みやかゆみを生じてしまうのです。肌を石けんで洗い、皮膚を温めて柔らかくしてから剃りましょう。入浴時に剃るのもOK。また、カミソリは替刃式のものを選び、刃をマメに替えるようにしましょう。

②抜く・・・毛抜き、ワックス、家庭用脱毛機などアイテムはいろいろですが、いずれも抜いていることに変わりはなく、これは剃るよりも肌に与えるダメージは大。毛根部分を引きちぎっているため痛みを伴い、毛穴の奥では出血もしています。そこから化膿してニキビ状になったり、色素沈着(シミ)してしまった経験がある人もいるのではないでしょうか?ワックスや脱毛機は毛抜きよりも若干ソフトですが、それでも膿んでしまう人も。頻繁に抜くことは止め、他の方法も試してみて。

③除毛クリーム・・・クリームで毛を溶かすので、引きちぎる(抜く)よりは穏やか。ただし、クリームが肌に合わないとかぶれるので、いきなり広範囲で使うのは控え、必ず小さい面積で試してから使いましょう。

「ムダ毛なんて!」つい熱くなるその心に、ブレーキを

なぜ人は、肌を傷めるまでムダ毛を追いかけてしまうのでしょう。ムダ毛との戦いは次第に加熱していき、敵(ムダ毛)にばかり目がいって、どうも肌に目が向かなくなってしまうのが人情なのかもしれません。
大切にしている絵の上にハエが止まっているのを見つけ、カッとなって思いっきり叩いたら、絵が破れてしまった、というマンガを昔見たような気がしますが、それと同じことですね。敵を倒す前に、まずは冷静に周囲を見渡して。また、自己処理に限界を感じている人は、プロの永久脱毛に任せてみるのも一案ですよ。

アドバイス1
各ムダ毛処理方法のデメリットを知って
アドバイス2
体調不良の時にはムダ毛ケアは控えて
アドバイス3
処理後の肌はマメにチェックを!

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