美容や健康のために季節を問わず継続的に飲んでいる人が増えてきました。
甘酒は「飲む点滴」「飲む美容液」とも呼ばれるほど、栄養豊富でしかもバランスが取れている理想的な健康食品なんです。江戸時代から庶民の間でも親しまれるようになり、夏バテの予防やお酒を飲む前の悪酔い予防などに生かされてきたそうですよ。
甘酒は甘酒じゃないの?と不思議に思われるかもしれませんが、作り方によって全然別物ができあがるのです。にもかかわらず、2つとも「甘酒」と呼ばれているのがややこしいところです。
- 酒粕から作られている甘酒=主原料は酒かす。アルコールを含み、砂糖で甘みを付けている
- 米麹(糀)から作られる甘酒=主原料は米麹。砂糖不使用、ノンアルコール
美容・健康目的で摂りたい甘酒は、「米麹(糀)から作られる甘酒」のほうです。市販の甘酒を購入する場合は原材料に注意してくださいね!
それでは、米麹から作られる甘酒の美容効果の秘密をのぞいてみましょう。
甘酒に含まれる栄養素とは?
「飲む点滴」とも呼ばれるほど栄養豊富な甘酒。実際、いわゆる「栄養点滴」と比べると多少成分の違いはあるものの、非常に優秀な栄養成分を誇っています。
特に必須アミノ酸類、豊富なビタミンB群、美白作用もあり麹からのみ生成されるコウジ酸、その他アミラーゼやリパーゼをはじめ酵素と補酵素もギッシリです。
100種類以上ものたっぷりの酵素が代謝を促し、アミノ酸類やビタミンB群が美肌を作り、食物繊維とオリゴ糖が美肌の大敵便秘に働きかけ・・・とトータルに美容をサポートしてくれる「飲む点滴」甘酒は、特別な日だけに飲むのではなくできれば毎日少しずつ摂取したいものです。
特に甘酒に含まれている必須アミノ酸のひとつである「トリプトファン」とビタミンB群に含まれる「ビタミンB6」は、同時に摂取することで神経伝達物質「セロトニン」を作りやすくします。「セロトニン」は心のバランスを整えて穏やかに保ち、ストレスを減らす働きをするホルモンで、非常に重要な働きをしているものですが、この「トリプトファン」と「ビタミンB6」を同時に摂取できる食品は他にはなかなかないのだそう。
このように、甘酒には美容と健康に必要な栄養素がバランスよく、かつ非常に多く含まれています。特に、加熱殺菌処理をしていない自家製の甘酒の場合はこのパワーがさらに強力!美容や健康のために甘酒を続けるなら、手作りの生甘酒がより効果的です!
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