肌は、若い頃とどう変わる?
年齢を重ねるにつれ、人間の機能は衰えてきます。肌に関していえば、さまざまなデータが物語るように、ターンオーバーのスピードが遅くなります。角層は厚く硬くなりやすく、きめが乱れて肌表面が平坦になり、水分量や皮脂分泌量が減り、コラーゲンやエラスチンなどの弾力線維が減少していく…。
残念ながら紛れもない事実です。その結果、エイジングサインが目に見えてきます。
「肌の状態は年齢よりも個人差が大きいと思います。50代だからこう、60代になったらこうなる、ということは一概には言えなくて、かえって年齢を重ねるほど、肌格差が大きくなるのではないでしょうか。ただ、閉経期になると肌の変化を実感する人が多いようですね」
「誰もが加齢による変化は実感しながら、加齢と上手につき合い、私らしく輝きたいという意識を持ち、簡単で有効なケアをしたいと望んでいます」
年齢とともに肌表面のきめがあらく、平坦になります。このためのっぺりとした平面的なツヤ感に。
資料提供/資生堂
加齢とともにターンオーバーが遅くなります。遅すぎても速すぎても角層状態は乱れやすくなりがち。資料提供/ポーラ
角層の水分量は年齢を重ねるにつれてどんどん減少していきます。このため乾燥しやすくなります。資料提供/資生堂
ターンオーバーが遅くなると、角層が重層化すると同時に角層細胞の面積が大きくなってきます。
資料提供/資生堂
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