美容医療の専門家が教える、シミ、くすみに対する最新治療事情や、施術に関する知識をお届けします。
Q フォトフェイシャルとレーザートーニング、肝斑にはどちらが効果的?
A レーザートーニングは結果を出すのに時間がかかります
「どちらが効果的とは一概には言い切れませんが、レーザートーニングは少なからず5〜10回やっていくものです。内服薬とあわせて、じっくり半年〜1年くらいかかるつもりで。
Q 回数を重ねれば跡形なく消せますか?
A 消しゴムで消したようにはいきません
「シミ治療はメラニンを分解するものです。メラノサイトを破壊するものではないので、レーザーを使っても跡形もなく消せるものではありません」(白川先生)
Q クマも撃退できますか
A クマの種類にもよります
「陥没やたるみが原因のクマは、ヒアルロン酸注入が効果的です。青グマや茶グマは美容医療ではなく、インディバなどのエステ処置+美白系アイクリームが有効です。インディバは体の芯部から熱を発生させて、血流を促す高周波温熱マシンです」(草野先生)
Q ホクロ取りとシミ取りは別?
A 脂漏性角化症の治療はホクロ取りと同じです
「この場合、炭酸ガスレーザーを使い、大きさによっては局所麻酔を使用。水分に反応して組織を蒸散させて、取り除きます。出血はほとんどありませんが、施術後は専用のテープで肌を保護します」(髙瀬先生)
Q クリニック処方の薬やサプリでシミは消せる?
A 予後と予防に有効なのがお薬
「肝斑に内服は有効ですが、根本的に今あるシミを内服薬で“消す”のは不可能。トラネキサム酸やビタミンC&Eなど、含有量はクリニック処方のほうが多くなります」(草野先生)
Q 外用剤はハイドロキノン?
A ハイドロキノンの17倍といわれるクリームも
「ハイドロキノンのほかに、スタンフォード大学が開発したルミキシルペプチドを配合したクリーム(¥20000E)をおすすめしています。海外では化粧品扱いのものです」(白川先生)
Q 肝斑は閉経すると消えるって本当?
A YES
「原因がはっきりしない肝斑ですが、女性ホルモンが関与しているとされ、閉経後10年くらいで消えてしまう方がほとんどです」(髙瀬先生)
光治療W使いで広く細かく
ライムライトは薄いシミやソバカスにも高い効果を発揮する、日本人のために開発された光治療。「痛みはほとんど気にならないレベルです。ライムライト後に点在する老人性色素斑を、アキュチップで狙い撃ちしてもらえるのがgood。赤みがほんの少し出たけれど、すぐにひきました」(若菜)
まず、ライムライトを顔全体に照射。光のシャワーを浴びているよう。次に、アキュチップを使って点在する老人性色素斑をピンポイントで狙い撃ち。
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