2015年7月25日 星期六

甘酒×果物で夏の美肌ドリンク_スキンケア大学

甘酒×果物で夏の美肌ドリンク

飲む点滴」「飲む美容液」と呼ばれ、近年注目を浴びている米と麹から作られる甘酒。江戸時代には甘酒売りが夏バテ予防や疲労回復の栄養ドリンクとして売り歩く姿が夏の風物詩となっていました。

疲労回復、夏バテ防止に甘酒

甘酒の主な成分はブドウ糖です。麹菌によってデンプン分解され甘み成分、ブドウ糖が生まれます。ブドウ糖は体に素早く吸収されエネルギーに変わるので疲れた体のエネルギー源に最適です。
また、麹菌によって米に含まれるタンパク質がアミノ酸に分解され、さらに、麹菌が繁殖するときにビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなど夏バテ防止に効果のあるビタミン類も生成されます。

美肌に甘酒

甘酒は美肌のために必要な栄養素も含んでいます。皮膚の再生、原料となるアミノ酸を始め、皮膚や粘膜の健康を維持するビタミンB2・B6・ビオチンコラーゲンの生成に必要なビタミンCの働きを助けるパントテン酸など、お肌の健康を保ちます。

果物でビタミンCをプラス

栄養満点の甘酒ですが、残念ながら健康維持・美肌作りのために欠かせないビタミンCが含まれていません。そこで、旬の果物をプラスしたフルーツ甘酒をおすすめします甘酒の栄養素+果物のビタミンCで美肌対策に最適なドリンクになります。フルーツの爽やかな酸味が加わり、暑い季節にぴったりです。
*甘酒+ブルーベリー:
ビタミンCに加え、抗酸化作用のポリフェノール紫色の「アントシアニン」が摂れます
*甘酒+スイカ
ビタミンCに加え、抗酸化作用のポリフェノール赤色の「リコビン」が摂れます。
*甘酒+キウイフルーツ
ビタミンCに加え、若返りのビタミンと呼ばれる「ビタミンE」が摂れます。

めざせ腸美人!乳酸菌を賢く摂るコツ_スキンケア大学

めざせ腸美人!乳酸菌を賢く摂るコツ

腸美人は素肌美人

便秘は体の中に老廃物が溜まった状態。皮膚からその老廃物を排出しようとして肌荒れの原因になります。逆に下だと、体に吸収される前に栄養素が排出されてしまうので、肌に必要な栄養素が吸収できません
その他にも、腸は免疫力を上げたり、ホルモンの産生にも関係しています。
ハッピーホルモンと言われる「セロトニン」の約90%を分泌しますし、痩せホルモンと言われる「GLP-1 」も分泌します。

発酵と乳酸菌の深~い関係

どんな食品を発酵させるにも、最初に活躍するのは乳酸菌。乳酸菌の特徴は、あの酸っぱい味。あの酸がバリアとなり、雑菌を寄せ付けなくなります
同じことが腸内でも起こり、乳酸菌の酸が悪玉菌の増殖を防ぐんです。体の内でも外でも乳酸菌は重要な役割を果たしているんですね。

「動物性乳酸菌」より「植物性乳酸菌」?

動物性乳酸菌、植物性乳酸菌という呼び方を、最近ではよく聞くようになりました。「動物性乳酸菌」はヨーグルトやチーズなどの動物性の食品を発酵させる菌で、あたたかくて栄養分の豊富な環境に生息しています。
植物性乳酸菌」は漬物、味噌、醤油などの植物性の食品を発酵させる菌で、栄養分が少なく、塩分など菌の成長を妨げる成分を含む過酷な環境の中で生息しています。その「強さ」のために、生きて腸まで届く確率が高くなると考えられています。腸内生存率が動物性乳酸菌の10倍ともいわれるんです

コツ1:一緒に摂るとパワーアップ

一緒に食べると、腸内で乳酸菌のエサとなり、乳酸菌のパワーをアップさせる栄養素があるので二つご紹介します。
●オリゴ糖
オリゴ糖というと、健康食品を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、豆類や野菜にもオリゴ糖が多く含まれるんですよ。豆の中では、
大豆のオリゴ糖強い整腸作用を持つと言われます。野菜では、玉ねぎ、ごぼう、長ネギ、トウモロコシ、アスパラガスに多く含まれます。
●食物繊維
オリゴ糖が豊富な豆類や野菜には、食物繊維も豊富です。特に
水溶性食物繊維は腸内で分解されるとオリゴ糖をつくります。更に、分解の過程で酸性物質が作られ、悪玉菌の増殖も防ぎます

コツ2:“まとめて”より“こまめ”に食べよう

口から体に入った乳酸菌は、3~4日で体の外に排出されてしまいます。腸内環境を維持するためには、何日かに1度、“まとめて”たくさん食べるのではなく、少量でも、毎日“こまめ”に食べ続けることが大切です。

防腐剤無添加はウソ?ナチュラルコスメの真実_スキンケア大学

防腐剤無添加はウソ?ナチュラルコスメの真実

ナチュラルコスメには植物から抽出されたオイルやエキスなど、植物由来の成分が多く配合されていますよね。植物はいずれ枯れ、さらに腐っていきます
また、美容成分として有名なヒアルロン酸やコラーゲンなどは、雑菌からすると栄養たっぷりのごちそうです。つまり、そのままでは化粧品はすぐに腐ってしまいます。そこで、製品が腐らないように防腐剤を配合しています。
防腐剤無添加で作れる化粧品は、洗顔パウダーなど水分を含まない粉末や固形品。或いは、石けんのような強アルカリ性を示すものなど、ごく一部の化粧品に限定されます。

防腐剤の種類は?

一般的な化粧品の防腐剤というと、「パラベン」や「フェノキシエタノール」などが有名です。これらの成分は石油系防腐剤であり、配合量が多いと肌への刺激が強くなるため、製品に配合できる上限値が定められています。
さらに、パラベンは旧表示指定成分でもあり、ごく稀にアレルギーを引き起こす可能性がある成分とされています。これらの防腐剤は、非常に強い殺菌作用を持っている反面、一部の敏感肌の方には肌荒れを起こしてしまう場合があります
ナチュラルコスメでも、これらの石油系防腐剤を配合した製品がありますが、多くはローズマリーワサビなど、抗菌作用をもった植物エキスを防腐剤として使用しています。ただ、難点なのが、パラベンやフェノキシエタノールなどに比べて、抗菌作用が緩やかなこと。単独では防腐力が弱いため、いくつかの防腐剤を組み合わせて防腐力を高めています。

フレッシュな状態を維持するには?

化粧品をフレッシュな状態で使い続けるにはどうしたらよいでしょうか?
まずは、保管環境ですが、極端に高温や低温直射日光の当たる場所での保管はやめましょう。ナチュラルコスメに多く配合されている、植物由来の成分の多くは非常にデリケートです。温度や湿度の急激な変化で、匂いや色などが変化しやすくなります。
次に、使用時に意外とやりがちなのが、多く出しすぎてしまった化粧品を容器に戻す行為。この行為は、絶対にNGです。なぜなら、どんなに手を綺麗に洗っても、必ず雑菌が残っています。その雑菌が混ざった化粧品を容器に戻せば、化粧品全体が雑菌で汚染されてしまいます。
ただ、植物由来の防腐剤は抗菌作用は緩やかなので、多くのナチュラルコスメは、外から容器内に雑菌が入らないようなエアレス容器などを採用していることが多いです。もし、お使いのナチュラルコスメがクリームジャーのような、中身が空気や指に直接触れるような容器の場合は、ひょっとすると強い殺菌作用のある石油系防腐剤を使用しているかも知れません。
そして、長期間の保管はせずに、短い期間で使い切るように心がけましょう。もちろん、どこの化粧品メーカーでも、短期間で品質が劣化しないように、製品化の前には厳しい検査を行っていますが、出来れば開封後は3ヵ月~半年間を目安にしましょう

温泉に秘められた美の秘密 其の二_スキンケア大学

温泉に秘められた美の秘密 其の二

温泉に力を引き出していたのは「藻類」に生息する微生物だった!

温泉美容について研究している会社が、実は肌がしっとりしたり、肌の表面がすべすべしたり、肌のハリツヤといった肌の蘇生が得られるのは、温泉そのものではなく、温泉の中に生息する藻類の微生物による働きによって効果があることを発見したとのこと。
温泉の効能効果は様々考えられるが、その中で特に優れた働きをする要因の一つに、そこに潜む小さな命(藻類)の力があると。その藻類の微生物には高い抗炎症作用があることが判明。これこそ、昔からリウマチ腰痛慢性皮膚炎などを癒してきた正体の一つだったそうです。
この藻類には、希望と期待の意味を込めて「92番目にみつけた再生への道(Regeneration Gateway 92(略してRG92))と名付けられたようです。
これには、炎症がもたらすさまざまな疾患に対し幅広い有効性が期待でき、腰痛や関節炎、リウマチによる痛みや筋肉痛などの緩和だけでなく、アトピー性皮膚炎ニキビ、痒みといった肌への有効性も確認されています。
なおかつ、エイジングの要因である、紫外線や大気汚染などの外的ストレス、加えて食習慣などの内的ストレスによって、肌内部におこるダメージを和らげることができるという。今やそういう微生物から抽出する成分が、美容はおろか、スポーツ関連、介護施設、老人ホームといった幅広い方面に、注目されているとのこと。
さて、温泉に秘められた美の秘密が、まさか温泉の中に生息する微生物にあったなんて、想像を絶しますが、温泉と美肌や美容に密接な関係があるようです。