2015年8月26日 星期三

すっぴん美人は、あぶらを味方につけている!_スキンケア大学

すっぴん美人は、あぶらを味方につけている!

食べても塗っても嬉しいココナッツオイルとは!?

食べて美味しく、塗って美しくなる「あぶら」ご存知ですか?
それは、今はやりの「ココナッツオイル」です。ココナッツオイルは、飲んでも食べても美味しいあぶら。すっぴん美人が毎日使っている、美の秘訣です。
◆塗って美しいココナッツオイル
ココナッツオイルは、分子量の小さい中鎖脂肪酸がたっぷり含まれています。お肌や髪の毛に塗ると、スムーズに浸透しますサラっとした質感が、肌や髪に塗った後のつけ心地がよく、顔から髪の毛、体まで全身の保湿に使用できます。
また、メイク落とし、キレイに焼きたい時のサンオイルとしても使えます。さらに、日焼け、火傷や傷口などの痛みも緩和してくれます。
また、ココナッツオイルを大さじ一杯口にふくみ、10~15分程度くちゅくちゅすれば、口の中の殺菌効果でデトックスにもなるのだそう。歯のホワイトニングにも一役買ってくれるのだとか。
◆ダイエットに嬉しいココナッツオイル
ココナッツツオイルに含まれる飽和脂肪酸は、中鎖脂肪酸をたくさん含むオイルです。体に蓄積せず、すぐにエネルギーへ変換してくれるオイルです。代謝をアップし、体についている脂肪を燃えやすくしてくれる効果もあるため、「痩せるオイル」ともいわれています。
またココナッツオイルは、腸の働きを整えて、体に溜まった便を排便させるため、便秘解消効果もあるようです。。

2015年8月25日 星期二

美容には血のミネラルが必要なのです_スキンケア大学

美容には血のミネラルが必要なのです

血のミネラル「フェロイオン」

野菜のミネラルは、この半世紀に半減しています。そのなかでもフェロイオンは、生命維持に欠かせない必須栄養素です。現代人は、この血のミネラルであるフェロイオン不足が叫ばれています。
これまでは通常野菜から摂取されていたのですが、化学肥料や連作などで土は枯れ、半世紀で半分以下にまで減ってしまっています。例えば50年前のホウレンソウはフェロイオン量100g中13.0mgも含まれていたのに対し、現在は3.7mgと約3分の1以下にまでフェロイオンが減っています。

「血のミネラル」フェロイオンの働き

フェロイオンの働きは、下記のようなものがあります。いずれも美容や健康には欠かせない働きなのは、ご覧の通りです。
・全身に酸素を提供し、身体全体の機能を高める
・粘膜の免疫力を上げる
・病気への抵抗力をつける
・疲れにくい身体へ、疲労の回復
・皮膚の血色を良くする
・成長を助ける
・体温を維持する

美しい肌も「フェロイオン」が必要

通常、肺で酸素を受け取った血液は全身くまなく酸素を運ぶ役割を担っています。血液が肺を通過する際に酸素を取り込む働きをするのが、赤血球とヘモグロビンです。実はこのヘモグロビンを合成するためには、フェロイオンが必要なのです。
また筋肉に酸素を蓄えるミオグロビンの合成にも、フェロイオンが関わっています。幸せホルモンと言われるドーパミンセロトニンの生成にもフェロイオンが一役買い、お肌の色を鮮やかに見せるのもヘモグロビン酸素飽和度にもフェロイオンが役立っているのです。
生命の維持や美しさの保持にフェロイオンが欠かせないことがお分かりいただけましたでしょうか。

ただ寝るだけ!意外と知られていない『寝ヤセダイエット』とは?_スキンケア大学

ただ寝るだけ!意外と知られていない『寝ヤセダイエット』とは?

効率よく誰でもできるダイエット法とは?

それは“寝痩せダイエット”です。
人は睡眠中に成長ホルモンが分泌されています。この成長ホルモンは代謝を高めるので、脂肪燃焼にもつながり、結果ダイエット効果をもたらすことになるのです。普段から7.5時間の睡眠をとられている方は、代謝を促進し脂肪が燃焼されやすいといわれています。
それ以外にも、睡眠中はレプチンという物質が分泌され、食欲を増進させるグレリンを抑えてくれることが分かってきています一方、普段から睡眠不足の方は、その逆で食欲を増進させるグレリンが増加する傾向にあり、太りやすくなるのです。
ダイエットに欠かせないキーワード「食事」「運動」「睡眠」の中でも比較的に長続きしやすい、この“寝痩せダイエット”なのです。

質のよい睡眠をとる工夫

できれば夜9時くらいから、明るい照明を落としオレンジ色の照明に切り替える。それだけで体が眠りモードに入ってきやすい環境になります。オレンジは夕日を想像させます。また、真っ暗な状況で寝られている方は、知らない間に脳が緊張状態を起こしますので、豆電球程度の明かりの方が深い眠りにつきやすいと考えられます
他にも青は空、緑は森、茶は土といったように、自然界の色を部屋の中に取り込むことができます。

2015年8月23日 星期日

食品性だから安心はウソ!化粧品の気になる安全性_スキンケア大学

食品性だから安心はウソ!化粧品の気になる安全性

化粧品の安全性

化粧品は肌に使うものですが、口紅やリップグロスなどは知らず知らずのうちに口に入ってしまいます。また赤ちゃんに使うものは、うっかりしていると赤ちゃんが口に入れてしまいますね。
化粧品が食べても安全かどうかは、とても気になります。一般的に化粧品に使われる成分は、安全性が確認されたものです。化粧品成分の安全性とは、単回投与(急性毒性)、反復投与(慢性毒性)、一次刺激性、連続刺激性、光毒性、眼粘膜刺激性、アレルギー性、光感作性、変異原性などを指標に判断されます
残念ながら全ての成分がこれらの項目を試験しているわけではありませんが、一般的に使用されている成分は基本的に試験をパスしています。
口に入れても大丈夫かどうかは急性毒性や慢性毒性によって確かめられていますので、ほとんどの成分は少量が口に入っても大丈夫です。1)食べられるもの(食用にできる)、2)食べても大丈夫だが食用に適さないもの、3)食べてはいけないもの、の3通りに分類したとすると、化粧品に使われる成分は2)食べても大丈夫だが食用に適さないものが多いように思います。
ただし、毒性はなくてもお腹を壊したり吐き気がしたりする場合もありますので、ご注意ください。なお赤ちゃんは身体が小さいですし、感受性も大人とは異なりますので十分に注意してあげてください。

食べられるもので作った化粧品は安全か?

それなら食べられるもので化粧品を作れば安心だ、と思う方も多いかと思います。私も化粧品の仕事を始めたばかりの頃は、食べられるもので化粧品を作りたいと思っていました。しかし化粧品のことや皮膚のことを知れば知るほど、それは間違いだと気付きました。
唐辛子や辛子、わさびなどの刺激物は食べられますが、皮膚に付けると大変なことになります。レモンやグレープフルーツなどの柑橘系は食べても大丈夫ですが、フロクマリンという光毒性を持った成分が含まれているので、皮膚に塗ると日光に反応して紅斑や炎症などを引き起こします(化粧品に用いられるものはフロクマリンを除去しています)。
パイナップルやメロンなどの美味しい果実には、プロテアーゼというたんぱく質を分解する酵素が豊富に含まれています。この酵素は洗顔料にも配合されており、皮膚のたんぱく質汚れを分解してくれますが、長時間皮膚と接触しているとピリピリと刺激になります。
このように食べられるからと言って、皮膚に付けても安全だということにはなりません。食べて安全ということと皮膚に付けて安全ということとは全く別の次元なのです。

想像以上にデリケートな皮膚

皮膚は皆さんが想像している以上にデリケートです。ある意味、消化器官よりもデリケートだと言って良いと思います。皮膚は消化・吸収する器官ではありません。むしろ異物が外部から侵入しないようにバリアを形成しています。
また異物が侵入してしまった場合には、一早く対応するための免疫センサーが張り巡らされています。微量の異物にも反応してしまうことがあるので、化粧品に用いる成分には高い純度と安全性が求められています
そのため化粧品に用いられる成分は、ほとんどのものが食品用のものに比べても精製度が高く、厳しい規格となっています。私たち化粧品開発者は化粧品の処方を組む時、基本的には化粧品規格の成分を選びますが、どうしてもその成分に化粧品規格のものがなかった時だけ仕方なく食品規格のものを使用することがあります
しかし使いたい成分に化粧品規格と食品規格の両方があるなら、高価ですが化粧品規格のものを選びます。その方が精製度や純度が高く、皮膚に対して安全性が高いものが多いからです。
化粧品には、口や皮膚から体内に入った時の安全性と皮膚に塗った時の安全性とが求められます。