2015年12月30日 星期三

化粧品と界面活性剤_乳化_生活と科学社

化粧品と界面活性剤_乳化_生活と科学社

エマルションには「水中油型」と「油中水型」の2種類があります。「水中油型」は「o/w型(oil in water型)」とも呼ばれ、水の中に油滴が分散しているタイプ。水が多めなのでべたつきが少なく、スキンケアの乳液やクリームに多用されます。逆に、油の中に水滴が散らばっているのが「油中水型」「w/o型(water in oil型)」。o/w型に比べると油が多めでややベタ付きますが、汗で流れにくいため日焼け止めやウォータープルーフファンデーション作りに向いています。
私たちの体をおおっている皮脂膜も、実はエマルションです。スクワランやワックス、トリグリセリドといった皮脂成分と汗が、表皮の脂質に含まれる乳化剤(レシチンコレステロール)によって乳化されています。普段はw/o型ですが、汗をかいたときは水分多めのo/w型になるなど、状況によって変化します。
化粧品原料としての乳化剤(石鹸含む)には、分子構造や油・水とのなじみやすさによってさまざまな種類があります。それらの中からどれを選ぶかは、実は専門家でもかなり難しい問題。選び方を間違えると、十分に乳化できなくて失敗することも。そこで、「HLB(Hydrophile-lipophile-balance)」という数字でそれぞれの乳化剤の性質を表し、失敗なく選べるよう工夫されています。

せっかく乳化できたのに
分かれる定めにあるなんて

乳液をしばらく放っておいたら上の方に油が浮いていたという経験はありませんか。これは「分離」という現象です。
乳化剤や機械の力を借りたとはいえ、エマルションは「水と油」の混ぜもの。時間がたつにつれ油は油、水は水で集まりはじめます(「凝集」「合一」)。それがもう少し進むと、今度は水より比重が軽い油の粒が表面近くに浮き上がる「クリーミング」がおき、それがさらに進むと「分離」、つまり油が浮いた状態になります。これはどんなに上手に乳化しても防ぎきれないことで、すべてのエマルションはいつかは分離する運命にあるんです。特に乳液というアイテムはその傾向が強く、乳液作りは化粧品技術者の腕の見せどころとまでいわれます。
ところが同じエマルションでもクリームは分離しにくいのです。なぜなら、クリームは乳液よりも固くて粘りがあるから。泥の中に足を深く突っこむとなかなか抜けませんね。それと同じで、粘度の高い製品の中では水や油も動きにくいのです。

また、分離しにくい配合で作ると「クリーム」になる、という事情もあります。エマルションは、混ぜこむ原料(内相)と混ぜられる原料(外相)の重さが似ているほど安定しやすくなります。たとえば水溶性成分の中に油溶性成分が散らばるo/w型の場合。粒になっている油溶性成分が多めで、そのまわりの水溶性成分が少なめだと、重さの差が小さくなるので安定しやすくなります(油の方が水より軽いため)。このような配合だとテクスチャーは濃厚になりがちで、結果的にクリームができるというわけです。

化粧品と界面活性剤_生活と科学社

化粧品と界面活性剤_生活と科学社

どんな化粧品にどんな目的で?
界面活性剤の使い道は

さて、化粧品の世界で利用される界面活性剤のはたらきとはどんなものでしょう。以下に、主なものを挙げてみます。
【洗浄】
界面活性作用により汚れを取り去り、身体の清潔を保つ。洗顔料やシャンプーなど。
【起泡】
汚れを包みこむ。製品を泡状にすることで使用感や仕上がりを高める。洗顔料、ヘアムースなど。
【乳化】
油溶性の液体と水溶性の液体をムラなく混ぜあわせる。使用感の向上。角質層に浸透しやすくする。乳液やクリームなど。
分散
顔料や紫外線反射剤などの粒子を製品中にムラなく均一に散らばらせて機能性を上げる。ファンデーションや日焼け止めなど。
可溶化
油溶性の成分を水溶性のaに透明に混ぜこむ。使用感の向上。角質層に浸透しやすくする。油溶性ビタミン入りの化粧水など。
【帯電防止】
身体や髪、衣類に陽イオン性界面活性剤を付着させて静電気を空気中に逃がす。ヘアリンスや静電気防止スプレーなど。
【殺菌】
陽イオン性界面活性剤を細菌の体(タンパク質)に吸着させて細菌の体を壊す。逆性石鹸など。
界面活性剤入りの製品が意外に多いので、驚いたり不安になったりする方もいらっしゃるかも知れません。基本的に、洗う以外の目的で配合される界面活性剤の量は少なく、健康なお肌に影響を与える心配はほとんどないのです。でも、肌質や体調によっては避けたいこともありますね。そういうときはパッケージの全成分表示を見ると、界面活性剤を使っているかどうか確かめることができます。

化粧品とは その2_生活と科学社

化粧品とは その2_生活と科学社

医薬品と化粧品のボーダーライン
どうして越えてはいけないの?

医薬品は、病気やケガを治療したり、予防・診断したりするため「一時的に」使うもの。その目的のためにはある程度の量を使わねばならず、時には苦しい副作用が出ることもあります。でも、それは病気やケガという大きなトラブルを解消するためには仕方ありません。そして症状が消えたら、医薬品の使用はストップします。医薬品の「効果」は健康な身体のはたらきを乱すものだからです
それに対して化粧品は、健康な身体を清潔に保つ・美しく装うなどのため「日常的に」使うものです。そのようなアイテムに医薬品のような効果があったり、そのせいで副作用がしょっちゅう出たりすると困ってしまいますね。化粧品に劇的効果のある成分を配合できないのはこれが一番大きな理由です。また、肌トラブル時に化粧品を控えたほうがよいのも、「健康な身体に」使うのが前提だから。健康なときには平気な成分が、そうでないときには刺激になるかもしれないからです。
化粧品には劇的な効果が許されていないので、そのような宣伝も当然アウト。「シミ・シワを消す」「ニキビが治る」「アトピーに効く」などの宣伝をするとそれは誇大広告となり薬事法違反に問われます。これは薬用化粧品と呼ばれる医薬部外品であっても同じです。
では、薬事法で許されている化粧品の効果効能はどこまでで、宣伝にはどんな表現を使えばよいのでしょう。それを、ページ下部に「化粧品の効果効能の範囲」としてまとめました。かなり厳しく制限されていることが分かりますね。ただ、意味が同じなら少しくらいは違う言い回しが認められることもあり、実際にはある程度弾力的に運用されているようです。
また、薬事法自体も時代の流れとともに少しずつ変わっています。たとえば、ビタミン剤やキズ消毒剤。昔は医薬品でしたが、今は医薬部外品のひとつ「新指定医薬部外品」となっています。コエンザイムQ10(ユビキノン)も今では化粧品の成分として人気ですが、元々は医薬品のみに許された成分でした。

医薬品じゃなくてもあなどれない
化粧品の効果の可能性とは

化粧品には「ポジティブリスト注1)」と「ネガティブリスト」という規制もあります。これも薬事法と同じく厚生労働省によって定められました。ネガティブリストは化粧品に使えない成分のリストで、ポジティブリストは配合量や用途が限られている成分のリスト(防腐剤紫外線吸収剤タール色素など)。たとえば防腐剤のパラベン(パラオキシ安息香酸エステル及びそのナトリウム塩)では、100g中の最大配合量(g)が合計量で1.0gとされており、それを越えることは許されていません。
このように、化粧品にはさまざまな規制がかけられています。身体に悪影響があるような成分が規制されるのは歓迎ですが、あまりに制限が厳しいのもなんだか...。お肌に効果がありそうな成分まで閉め出してしまわないでしょうか。
でも、その点についてはご心配なく。上記ネガティブリストに含まれず、ポジティブリストでも制限を受けていない成分なら、企業がその安全性を十分に確認した上で自由に化粧品へ配合できます(一部例外あり(注2))。昔はそうではなかったのですが、2001年(平成13年)に薬事法が改正されてこうなりました。そして、これら自由に使える成分の中にはお肌の改善に役立つものがたくさんあるんです。
さらに、医薬品用の成分でも制限つきで使えるものがあります。それは「承認化粧品成分」。2001年4月1日の薬事法改正以前から化粧品に使うことを許されていた成分です。
医薬品の成分でも上限付きなら使えるものもある。それ以外の成分にも効果が見込めるかもしれない(そのように宣伝はできませんが)。化粧品もそんなに捨てたものではなさそうですね。
また、近年は化粧品のセラピー効果も広く認識されるようになってきました。化粧品でキレイになると気分が明るくなる。すると免疫力もあがり、身体機能もアップするというケースです。これは化粧品そのものではなく、化粧品で「キレイになる」ことが身体によい効果をもたらしたといえます。

自分にぴったりの化粧品を選びたい
そのために気をつけることとは?

シミやシワ、ニキビや肌荒れに効果あり! な化粧品があると嬉しいけど、どうやらそれはNGのよう。であれば「治る!」などの誇大広告をする製品は使いたくない。でも薬事法の定めた効果効能の一覧と表現が違うからといって、すぐに誇大広告と決めつけることもできない。
それに、医薬品の成分以外にもお肌によいものがあるかもしれない。そういう成分入りの化粧品はお肌に効く可能性がある。ただ、実際にそうであっても宣伝はできないからぱっと見では分からない。
注1 タール色素は「医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令」に記載されているものが化粧品に使用できる。
注2 化審法によって定められている「第一種特定化学物質」「第二種特定化学物質」などは化粧品に配合できない。

2015年12月29日 星期二

脂性肌の基礎知識_脂性肌の方によくある肌トラブル_スキンケア大学

脂性肌の基礎知識_脂性肌の方によくある肌トラブル_スキンケア大学
脂性肌の方の多くが、「顔がすぐテカる」、「顔や頭皮がべとつく」、「毛穴汚れが目立つ」などの悩みを抱えている様です。
長年悩んでいる方の中には、何をやっても「肌質」なのだから仕方ないと、半ば諦めている方もいるかもしれません。でも、脂性肌には脂性肌に適したケアがあり、正しく向き合いケアすることで、肌の状態を改善することは可能です。
逆に、悩みをそのままにしていると、大人ニキビや赤ら顔など、更なるトラブルを巻き込むことにも繋がりかねません。脂性肌に多いトラブルには、軽度のものから重いものまで様々ありますが、こちらではその代表的なものをご説明したいと思います。

肌トラブルその① ~テカテカ肌~

自分は脂性肌だと自覚するきっかけにもなった最初のトラブルが「お肌のテカり」や「ギラつき」、「ベトベト感」という方は多いのではないでしょうか。特に思春期の肌では、ホルモンバランスの乱れとともに、急激に男性ホルモンの分泌が活発になり、皮脂の分泌が過剰になりやすい時期です。そして新陳代謝も活発なため、洗顔が不十分で皮脂や汚れをお肌に蓄積してしまうケースも多いようです。
男女を問わず、10代のこの時期に、適切なスキンケアを知っているのと知らないのとではその後のお肌の状態も大きく違ってきます。この時期に始まったトラブルを、解決できないまま引きずっていると他のトラブルへ発展しかねません。
そして、その後も、毎日化粧をするようになると、「テカテカ肌」は化粧にも響いてきます。日に何度浮いてくる皮脂をあぶらとり紙で拭ったり、化粧直しをしたり…。お化粧自体、アブラ分を多分に含んでいますから、只でさえ脂が沸いてくるところに、上からアブラで蓋をしてしまっている状態…お肌によい訳がありません。でも、仕事の都合で平日はどうしてもメイクが必須という方は、仕事が終わったらなるべく早くお肌をケアしてあげること!が大切ですね。

肌トラブルその② ~ニキビ~

ニキビは、アクネ桿菌という細菌が、お肌表面や毛穴に溜まった皮脂を栄養にして、異常増殖している状態です。アクネ桿菌事態は、正常なお肌にも存在しますが、脂性肌ではアクネ桿菌がはびこりやすい環境になりやすいのです。10代のニキビを「思春期ニキビ」と呼び、原因は主に成長期のホルモンバランスの乱れで、多くは時間が経てば自然に落ち着いてきます。それ以降ニキビを「大人ニキビ」と呼び、原因はホルモンバランスの乱れの他にも様々で、一筋縄には治りにくいのが特徴です。
また、色によって、「白ニキビ」、「黒ニキビ」、「赤ニキビ」とも呼ばれます。白ニキビはニキビの初期段階で、毛穴が皮脂などで詰まった状態ですが、まだ炎症は起こしていません。この段階で解消できるとあとも残らずいいのですが・・・。そして、黒ニキビは、白ニキビの次の段階で、皮脂などで詰まった毛穴が表面に出てきて、入口付近に溜まった皮脂が酸化され、黒ずんで見えている状態です。
赤ニキビは、内部に皮脂の塊が閉じ込められていて、痛みを伴うことも多く、炎症をおこしています。触ったり潰したりはしない方がよいですが、潰す場合は、まず手を綺麗に洗い、出てきた汁を除去したらニキビ跡を消毒し、ワセリンなどでふさいでおくとよいと思います。出てくる汁は、芯(皮脂の塊)と滲出液、そしてアクネ桿菌が含まれています。
さらにニキビが進行すると、嚢胞(のうほう)や結節などとなり、跡が残る可能性も高くなります。医師に相談し、治療することをオススメします。

肌トラブルその③ ~毛穴の黒ずみ~

毛穴の黒ずみも、脂性肌の方にはごくごくスタンダードかつ根深いトラブルです。特に、鼻の頭の毛穴の黒ずみ、所謂「いちご鼻」は、ファンデーションでもなかなか誤魔化せず、下手するとかえって目立ってしまうこともあります。そもそも皮脂の分泌の多いTゾーンは、どうしたって皮脂や汚れやたまりやすいのですが、こと鼻の頭は毛穴が広がりやすく、また、手で無意識に触れてしまいやすい場所なので汚れやすくもあるのです。
黒ずみの正体は、黒ニキビと同様、毛穴に溜まった皮脂や汚れが酸化して黒っぽくなっているものです。そして、一度いちご鼻になってしまうと、ピーリングや洗顔で毛穴を綺麗にしたとしても、広がった毛穴が黒ずみを蓄えるのは時間の問題です。よって、毛穴の黒ずみケアには、お肌にハリを持たせ、毛穴を引き締める…つまりは黒ずみを消すことに固執せず、お肌全体のことを考えたケアが大切です。

脂性肌の基礎知識_脂性肌の方がやってはいけないケア_スキンケア大学

脂性肌の基礎知識_脂性肌の方がやってはいけないケア_スキンケア大学
脂性肌に悩んでいる方で、とにかく間違いやすいのが皮脂の落とし方です。「いくら落としても湧き水の様に沸いてくるあぶらに、手を変え品を変え負けじと皮脂を落とす。脂性肌の原因が思春期のホルモンバランスの乱れによるものだったなら、頑張って落としている間に、いつの間にか落ち着いていたかもしれません。
でも、それはホルモンバランスが落ち着いたためであって、残念ながら頑張った成果ではないことを、知っておいてください。皮脂の分泌は、男性ホルモンの働きによって促進されます。ホルモンの働きにはフィードバックという機序があり、過剰に分泌していても、それ以上にまめに落としていては、お肌を保護する皮脂が足りていない!と判断して、更に過剰な分泌を招く場合があります。
また、あぶらとり紙などで浮いた皮脂を拭う場合、軽く抑えるだけでもお肌を覆っている皮脂をごっそり取れてしまいますし、更に擦ったりしてしまうと毛穴の中に皮脂が入り込んだり、お肌を傷めたりしてよくありません。気になる場合は、ティッシュで軽く抑える程度にとどめたり、頻繁に拭う代わりに、食生活や生活習慣の改善など、間接的な対策を施すことをオススメします。

洗う回数と選んではいけない洗顔料

脂性肌の方は、人一倍洗顔に気を使っているものです。きちんと洗顔をして皮脂や汚れを落とすこと自体はよいことなのですが、問題はその「頻度」と「洗い方」です。べとつきが気になる余り、一日に何度も洗顔している方は、一日一回くらいに留めた方がよいでしょう。もしくは、洗顔料を使った洗顔は一日一回にして、それ以外の洗顔はぬるま湯で軽くすすぐ洗顔に切り替えるのも手です。
また、使用する洗顔料にも問題があります。ついつい、爽快感抜群の、「スクラブ入り」に選んでいる方は注意が必要です。スクラブ入りのものは、洗いごたえのありそうな感じがしますが、スクラブの摩擦が肌を傷つけてしまいます。脂性肌に傷をつけると、ニキビや嚢胞(のうほう)の原因にもなります。できれば泡を手か泡立てネットで作り、細かい泡を優しく顔にのせ、泡で優しく洗いあげることを心がけてください。

洗顔後の保湿不足

洗顔後の保湿が不十分なケースも多々あるようです。脂性肌の場合、脂分が過剰なのは誰しもが知るところだと思うのですが、中には、水分量が不足している方もいて、脂性乾燥肌(オイリードライ肌と呼ばれます。この場合、お肌としては、脂分が過剰かつ水分が不足しているのですが、脂分に目が行ってしまい、保湿が疎かになってしまいがちです。
乾燥具合はさて置いたとしても、脂性肌の方は、洗顔後に保湿をしっかり!ということを頭に入れておいて下さい。洗顔後のつるっつるのお肌は、脂性肌の場合は特に、清々しいものですが、お肌としてはノーガードの状態です。皮脂は自前で補えますから、保湿を中心とした油分少なめのスキンケア用品でしっかりとケアしましょう。アルコールの入ったものは、刺激も強く水分を逃がしてしまうため避けた方が無難です。

脂性肌のケアのポイント

脂性肌のケアのポイントは、「皮脂を落としすぎない」、「洗顔は優しく」、「保湿は十分に」の3点です。過剰な皮脂は肌トラブルの元ですが、ある程度の皮脂は、お肌を保護するために必要な大切な成分です。忍耐が要りますが、こまめに脂を拭ったり、一日に何ども洗顔したりせず、広い心である程度の皮脂は残すよう心がけて下さい。
洗顔は、お肌に余計なダメージを与えないように兎に角優しく行います。洗顔料は、できれば洗浄力の弱い、刺激の少ないものを使うか、思い切って何も使わずに、ぬるま湯を使って優しく洗います。「スクラブ入り」や「ミント成分入」など使用後の爽快感を売りにした洗顔料も数多く、確かにさっぱり感や洗った感は大いに得られますが、お肌を傷つけたり強い刺激を与えてしまいよくありません。
そして、忘れてはならないのが洗顔後は保湿です。油分の少ないものがよいですが、アルコールの入ったものは水分が失われてしまうため避けたほうが無難です。
脂性肌は、ケアを誤ると様々な肌トラブルを招く他、乾燥肌や敏感肌とも隣り合わせだということを頭の片隅に置いて、優しくケアしていきましょう。

脂性肌の基礎知識_内側はカサカサ!インナードライ肌にご注意_スキンケア大学

脂性肌の基礎知識_内側はカサカサ!インナードライ肌にご注意_スキンケア大学
オイリー肌、脂性肌、乾燥肌、敏感肌はすでになじみのある言葉として定着していますが、ここ最近注目されているのは“インナードライ肌”です。これは、テカるほど皮脂が分泌されているのに、実は内側がカラカラに乾いている状態。なんと8割以上の女性が、このインナードライ肌の疑いがあると言われているのです。そのインナードライ肌とはどういうものなのか、特徴や原因について解説します。

インナードライ肌とは

皮脂が多く分泌されるため、洗顔を入念にするなどのケアをしているのに、逆にテカッてしまったり、ニキビができてしまったりしたことはありませんか?これこそが典型的なインナードライ肌です。
他にも、キメが荒く毛穴が目立つ、かさつきを感じる、皮脂がでているのに肌がつっぱる気がする、肌がゴワついている、化粧のりが悪い、スキンケアをしているのに乾燥する、肌の状態が安定しないなどの症状がある場合、インナードライ肌である可能性が高いと考えられます。
インナードライ肌とは、肌表面はしっとりとしているのに、実際には水分が不足している状態。水分が不足しているということは、乾燥しているということなので、ターンオーバーが正常に行われず、シワ、ハリ不足、シミ、くすみ…様々な肌トラブルを引き起こしてしまうのです。

インナードライ肌の原因とは

インナードライ肌の原因は肌の乾燥です。肌は乾燥すると外からの刺激に弱くなるので、防衛本能でうるおいをキープしようと、皮脂を分泌します。それによって脂性肌だと勘違いして間違ったケアを行なってしまい、インナードライ肌が進行、という悪循環に陥ってしまうため、いつまでも改善されないのです。
そもそも乾燥してしまう原因は、冷暖房による空気の乾燥や、紫外線によるダメージ、間違ったスキンケアなどといった外部的な要因だけでなく、不規則な生活、ストレス、偏った食生活などの内的要因も関係しています。これらの原因により肌から水分が抜け出て、内側がカラカラに乾いてしまうのです。

しっかりと水分をチャージして対策を

温度も湿度も高い日本の夏は、汗が出やすいこともあり、肌がうるおって見えます。けれど、内側は非常に乾燥している可能性が高いのです。適度に洗顔をして、しっかりと水分をチャージしてください。その際には最後に乳液やオイルでフタをすることをお忘れなく。また、外出時にはしっかりと紫外線対策をして、お肌へのダメージを最小限にとどめるようにしましょう。

脂性肌の基礎知識_オイリー&脂性肌さんの上手なメーク方法_スキンケア大学

脂性肌の基礎知識_オイリー&脂性肌さんの上手なメーク方法_スキンケア大学
脂の浮いた肌は不衛生なイメージを与えてしまいがち。特にオイリー肌の女性は、なかなかに深い悩みの一つなのではないでしょうか。
写真を撮れば鼻の頭だけピカピカ光るなど、心が折れそうになります。そんな、オイリー肌にお悩みのみなさんにオススメしたいメーク方法をいくつか紹介しましょう。

眉、まつ毛、口などのポイントメイクのみにしてみる

これが一番、オススメしたいメーク方法です。なぜかといいますと、出てきた皮脂のコントロールがしやすいのが理由です。職場や外出先でも、お手洗いに行く度肌の状態をチェックし、脂が出過ぎていれば拭き取るなどして整えることができます。
脂性肌はお肌の水分量が少ないために、皮脂の分泌が進むことがよくあります。可能なら、化粧水を持ち歩いて気づいたときにパッティングしましょう。一日に何回もこのようなことができれば肌の状態も安定します。それに何より「すぐに直せる」という安心感があります。ファンデーションをつけなくても大丈夫、というみなさんは、ぜひお試しください。

拭き取るメーク落としを常備する

職場やお仕事によって「フルメークは必須」という女性も多くいらっしゃると思います。そういう方は拭き取りタイプのメーク落としをいつも化粧ポーチに入れ、脂が目立ってきたら拭き取るようにしてみてください。拭き取ったあとはいつもどおり、ファンデーションを塗り直してください。

スプレータイプの化粧水を持ち歩く

スプレータイプのミスト化粧水も、脂性肌の強い味方です。「脂、浮いてきたかな」というタイミングでメークの上から化粧水をたっぷりとふりかけティッシュなどでオフしたあと化粧直しをしてみてください。ただ、手軽な方法ですが、肌の状態によってはうまくメークが直らない可能性もあります。ですからまずは、メーク直しができるかどうか家にいる時などに試してみることをオススメします。
脂性肌、特に顔のテカリは本当に目立ちます。濃いメークをしていたりすると、脂が浮いてきた時にファンデーションや下地クリームと混ざり合って、なおさらオイリーさが際立ってしまいます。メーク直しの時だけでなく、ハンカチやティッシュなどでさりげなく拭うことなども、忘れないようにしたいものです。
脂性肌は通常、加齢とともに落ち着いてきますが、そうでない方もいらっしゃいます。ですから「一つの体質」と大らかに受け止め、末長く付き合っていく気持ちを持つことも大事です。出てきた脂をこまめに拭き取り、素肌を可愛がってあげましょう。そんな優しい気持ちで脂性肌と接することができれば、きっと肌の状態も徐々にいいものになっていくことでしょう。

最先端の美容医療をリサーチ! ハードル低めのシミ・くすみにはこれが効く[A]_maquia

最先端の美容医療をリサーチ! ハードル低めのシミ・くすみにはこれが効く_maquia
ハードル低めで効果実感あり!
シミ・くすみ

Q シミを取るのに知っておくべきことは?
A シミには種類があること
「医学的にはさまざまなタイプのシミがあり、治療法も異なります。いわゆる日焼けによる一般的なシミには有効な治療も、肝斑には悪化の原因になることも。1種類だけという人は少なく、複数のシミが混在している場合がほとんどです。ドクターの見極めが非常に重要です」(髙瀬先生)
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太田母斑
グレーがかった青色のシミ。アザの一種でもある。特に女性の下まぶたや頬の片側にできやすい。治療にはQスイッチルビーレーザーなどを使い、複数回の照射が必要。保険適用あり。

雀卵斑
鼻を中心に頬の両側に広がる、ソバカスのこと。原因は遺伝が大きく、紫外線でも濃くなるのでUV対策は必須。治療には、光治療のフォトフェイシャルやアキュチップなどが。

脂漏性角化症
老人性のイボの一種で、こんもりと厚みのあるシミ。セルフケアでの改善が難しく、炭酸ガスレーザーなどを使った治療が有効。

肝斑
30代以降の女性に、頬の高い位置から左右対称に出やすい。女性ホルモンが関与しているといわれているが、はっきりとした原因は不明。治療は、レーザートーニングが一般的。

老人性色素斑
紫外線による日焼けを原因とする、もっとも一般的なシミのこと。デコルテなどにもできやすい。治療は、シミにピンポイントで照射できるQスイッチルビーレーザーが効果的。

ニキビ跡の色素沈着
1赤くなる→2赤黒くなる→3茶色くなるニキビ跡の第3段階の状態。老人性色素斑と同様に、Qスイッチルビーレーザーでの治療が多い。

Q シミ取り=レーザー治療?
A 根本治療はレーザーですが、光治療、内服薬、外用薬の組み合わせで行われます
「代表的なレーザーマシンは以下の3種です。全国的にどこの美容皮膚科にも揃っていますが、シミ治療でもっとも求められることは、ドクターの見立てだと思います」(石川先生)

炭酸ガスレーザー
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細胞の水分に反応するレーザー。イボやホクロ取りに使われる。治療後は、すり傷の状態なのでテープでの保護が必要となるが、7〜10日前後で肌は再生する。

レーザートーニング
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肝斑治療に有効な照射モードを搭載したレーザー。肌に余計な刺激をえることなく、蓄積したメラニンを少しずつ分解していく。痛みはほとんどなく、赤みも出にくい。

Qスイッチルビーレーザー
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シミ部分を狙ってメラニン色素に効果的に働きかけるレーザー。輪ゴムで強く弾かれたような痛みがある。施術直後にかさぶたができ、1週間ほど色が濃く浮き上がり、はがれる。

Q レーザーをぱちぱち当てたら赤みが出ますか?
A 出た場合でも数時間以内に鎮静します(白川先生)

Q 紫外線の強い夏のシミ取りは避けるべき?
A ベストシーズンは冬
レーザー照射後の肌は、極めて紫外線ダメージを受けやすいので、紫外線が弱い冬の時期のほうがベター。ただ専用のテープで保護しますし、UVカットを徹底できるのであれば、冬以外でも基本的には問題ありません」(髙瀬先生)

Q かさぶたはイヤ。ダウンタイムなしで薄くしたい
A 光治療の出番です
「光治療の代表がフォトフェイシャルです。回数をかけてゆるやかに治療していきます。顔全体に照射することができるので、トーンアップも叶います。ただしレーザーと違いシミは1回では取れません。4〜5回が目安です」(髙瀬先生)

美容効果抜群!? マヌカハニーと普通のハチミツの違いって?_beasup

美容効果抜群!? マヌカハニーと普通のハチミツの違いって?_beasup

美容効果抜群!? マヌカハニーと普通のハチミツの違いって?

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ピロリ菌に効果があるとして、日本でも一躍ブームとなったマヌカハニー。強い抗菌力とその栄養価の高さから注目の高まっている食材ですが、一体普通のハチミツと何が違うのでしょうか?
Photo via Visualhunt.com

◆マヌカハニーの「マヌカ」って?

マヌカハニーのマヌカとは、ニュージーランドだけに自生するフトモモ科の低木を指す言葉。とてもかたい木で、桜に似た白やピンクの花が咲きます。花が咲くのは11月から1月にかけての短い期間。マヌカハニーは、この期間にしか採取できないため、とても希少性の高いハチミツなんです。マヌカハニーは普通の蜂蜜よりも濃厚で、どろっとした舌触りが特徴。ニュージーランドの原住民は古くからマヌカハニーを民間薬として使用してきたそうで、ニュージーランドにおける一日の蜂蜜の消費量は世界トップを誇るほど!

◆悪玉菌を倒す強い殺菌作用

マヌカハニーが近年注目を集めている理由は、ピロリ菌・サルモネラ菌・大腸菌と言った悪玉菌に有効な殺菌効果が発見されたから。さらにインフルエンザなどの感染症にも効くと言われており、一般的な抗生物質と比べて副作用がないのが嬉しいところ。ある研究によると、数年間抗生物質治療をしても完治しなかった胃腸疾患が、短期間マヌカハニーを食べることにより完治したという事例まで! 「復活の木」、「癒しの木」と呼ばれるマヌカの力に注目が集まっているのも納得ですよね。

◆マヌカハニーの美力に驚き!

もともとハチミツは美容効果が高く、抗酸化作用や保湿力があることは皆さんご存知だと思います。そしてマヌカハニーは、普通のハチミツと比べて格段に高い美容効果を持っているんです。その効果はまさに食べるオーガニック美容液と言えるほど。もちろん肌に塗っても効果的で、普段の洗顔料にマヌカハニーを混ぜて洗ったり、手持ちの化粧水や乳液に足して使うこともできるそう。またマヌカハニーの殺菌力はニキビの原因であるアクネ菌にも効果的で、綿棒につけて塗り込むだけでトラブル知らずの肌をゲットできるとか♪実際にマヌカハニーパックをした方からは、肌の水分量が格段に上がったとの報告まで。マヌカハニーを使えば、赤ちゃんのようなふわふわ、しっとりの肌になれますよ。

 

◆マヌカハニーの正しい選び方

マヌカハニーのパッケージに表記されている「UMF」の数値は、殺菌作用や抗菌作用の強さを数値化した指標です。マヌカハニーを初めて使う方であれば、UMF10+の製品から始めてみるのがおすすめです。また品質管理が徹底されている商品であれば、ラベルにロット番号が記載されているのでその商品を選ぶのがいいでしょう。世界的にブームとなったマヌカハニーは年間1600トンしか生産されていないにもかかわらず、世界で10000トンもの量が販売されています。いくらマヌカハニーとパッケージでうたっていても、不純物が混ざっていたりなどの偽物が出回っている場合もあるのでご注意を!

塗っても食べても、あらゆる病気や肌トラブルに有効なマヌカハニー。毎日の生活に取り入れて、外からも内からも綺麗に全身を磨きましょう♪

【イベント報告】たるみ予防は日々の生活改善から! 意識を高めて賢くスキンケアを_日経ウーマン

【イベント報告】たるみ予防は日々の生活改善から! 意識を高めて賢くスキンケアを_日経ウーマン

たるみを引き起こす原因とは?スイーツ好きは要注意!?

 美しい肌とはどういう状態を指すのか。小柳先生は「肌色が均一である」ことだと言います。「しみやほくろがないというだけではなく、きめが整っている、肌が潤っている、しわができていないということも大切です」。肌に影を作るしわやたるみがないことが、肌色を均一に見せるための大きなファクターだそう。
手鏡を使った簡単なたるみチェック法を紹介。「自分が今、どのくらいたるんでいるかを認識して、日常生活からしわやたるみ改善や予防に気をつけてください」。
 このたるみが生じる原因は、(1)光老化(紫外線による老化)(2)自然老化(経年による劣化)(3)糖化(余分な糖でタンパク質が劣化)(4)酸化(活性酸素が体を錆びさせる)(5)炎症(乾燥などで新しい細胞がうまく作れない)の5つ。紫外線などの影響はよく知られていますが、特に「糖化」という言葉は聞き慣れない人も多いかも。糖はエネルギー源となる重要な栄養素ですが、体内で余るとタンパク質にくっついてタンパク質を劣化させてしまいます。この糖化が進むと、肌が黄ばむ、弾力がなくなるなど、いろいろな弊害が出てくるんですね。でも、現代人は糖分を過剰に摂取しがち。「食事の際は『ベジタブルファースト』にして、食物繊維を先にとるとか、空腹時にケーキをたくさん食べないとか、そんなことを意識されるといいと思います」。食物繊維を先にとると、糖分の吸収が遅くなり、糖化防止につながるのだとか。
 このあと、ウルトラセル、タイタンなどの治療器を使った施術、コラプラスなどのたるみ改善成分導入、むくみをとるトリートメントのエンダモリフトなど、クリニックで行われているたるみ治療が紹介されました。

たるみ改善のキー「時計遺伝子」の働きに注目!

 では、普段できるたるみの改善法はどんなものでしょう。重要なファクターとしてまず挙げるのが、骨。女性は年齢とともに骨密度が減少して骨が委縮します。これは顔の骨も同様で、骨が減ると肌もたるんでしまうそう。骨のケアに大切になるのがカルシウムですが、そのままでは吸収されにくく、カルシウムを吸収させるためには、活性型のビタミンDが必要。キノコなどビタミンDのもととなる食品を多く摂取するとともに、日光浴すること、また、骨密度を上げるために、毎日30分以上の陸上での重力運動も心がけてほしいとのお話でした。
 次に、筋肉。顔の表情は細かい筋肉から作られており、その力のバランスが弱くなると、顔の筋肉が下がってしまいます。経年とともに口角も下がって「への字」になってしまうので、普段から意識して口角を上げるようにしてほしい、と小柳先生は指摘します。
 そして、最後の要素、肌のケア。紫外線カットに加え、30代、40代から激減するコラーゲンやエラスチンなどのケアを行うことが大切です。そこで、これらを生み出す線維芽細胞を活性化させるキーとして、着目されているのが、体内時計をコントロールする時計遺伝子。細胞が老化すると、時計遺伝子の発現のリズムが狂い、コラーゲンやエラスチンを生み出す働きが低下します。時計遺伝子を正常に機能させるには、睡眠のリズムを整えることも重要で、「睡眠を軽視している人が結構多い。何時から何時までと時間を決めて、寝ることを目標にしてください」と、小柳先生。加えて、朝日を浴び、毎日同じ時間に朝食を食べることも心がけてほしいということでした。

2015年12月27日 星期日

脂性肌の基礎知識_脂性肌の原因~間違ったスキンケア_スキンケア大学

脂性肌の基礎知識_脂性肌の原因~間違ったスキンケア_スキンケア大学
間違ったスキンケア

バリア機能の低下が皮脂の過剰分泌の原因に

脂性肌の原因のひとつとして考えられるのが間違ったスキンケアです。間違ったスキンケアは、乾燥や外部からの刺激からお肌を守る「バリア機能」を低下させてしまいます。
このバリア機能が低下すると、お肌は紫外線やアレルゲンなどの刺激に対して弱くなってしまうため、皮脂分泌を増やして自らを守ろうとします。
このバリア機能を低下させるのは、以下のような「NGスキンケア」です。

(1)過度な洗顔・刺激の強すぎる洗顔

まず、間違ったスキンケアで最も影響が大きいのが、「過度な洗顔」と「刺激の強すぎる洗顔」です。
バリア機能は角質層の細胞間脂質(主成分はセラミド)やNMF(天然保湿因子)、そして角質層の表面を覆う皮脂膜から構成されていますが、これらは強い洗浄剤を使って洗顔すると流出してしまいます。
洗顔によりバリア機能が低下したとしても、通常は約24時間で回復しますが、1日1回以上、洗浄力の強い洗顔剤を使うと、回復する前に次のダメージを受け、お肌が無防備な状態が続いてしまいます。
また、角質層は摩擦に弱いため、物理的な刺激を与えると簡単に損傷したりはがれてしまいます。水だけで洗顔する場合でも、お肌をこすってしまうとバリア機能が損なわれてしまいますので十分な注意が必要です。
具体的例を見てみましょう。
  • 洗浄力の強い洗顔剤を使っている
  • スクラブ入りの洗顔を頻繁に使う
  • 1日に1回以上、洗浄力の強い洗顔剤で洗顔する
  • 脱脂力を高めるため、熱めのお湯で洗っている
  • しっかり洗うため、ゴシゴシ洗っている
  • 顔を拭く時にタオルで顔をこすっている
10代であればお肌の回復が早いため、上述のようなことをしていても大きな問題にならない場合がありますが、大人が同じことをすれば、すぐにバリア機能が低下してお肌が悲鳴をあげてしまいます。

(2)保湿不足

脂性肌の人がスキンケアで特に気をつけたいのが「保湿」です。脂性肌の人は「保湿をするとべたつく」と思い、化粧水や乳液等で十分な保湿をしないケースがあります。
しかし、洗顔後のお肌は角質層の細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)、皮脂膜が多かれ少なかれ流出し、バリア機能が通常よりも低下している状態です。バリア機能が回復していない間はしっかりと保湿をして保護をする必要がありますが、そのまま放置すると、お肌は自らを守るために皮脂の分泌を増加させてしまいます。
以上が脂性肌の原因となる間違ったスキンケアの代表的なものです。
この他にも、自己流のホームピーリングやはがすタイプの毛穴パック等、角質や角栓を取り除くようなスキンケアは角質層にダメージを与え、皮脂の分泌を過剰にする可能性がありますますので十分な注意が必要です。
自己流のスキンケアはニキビを悪化させるだけでなく、ニキビ跡がのこってしまうこともあります。早めに皮膚科を受診し、正しいケアを行うようにしましょう。